今回はこのような新入社員のお悩みに答えます。
◎本記事の内容
- 新卒でうつ病(うつ状態)になる原因
- 新卒でうつ状態を放置した私の末路
- 早いうちに心療内科に行くメリット
- 良い心療内科を見つける方法
◎記事の信頼性
- 新卒でうつ病になった私の体験談をもとに執筆
- 新卒でうつ状態になった知人の体験談も紹介
結論、「新卒でもうつ病になります。なぜならうつ病はだれでもなり得る病気だから。違和感を感じるうちに、早いとこ病院に行きましょう」です。
記事の前半では、新卒でもうつ病になる原因や、私の体験談、後半では早いうちに心療内科に行くメリットや、良い病院の見つけ方を解説します。
記事を読み終わった後は、現状の苦しさから少し解放され、次の行動に移せるでしょう。
2,3分で読み終わる内容ですので、ぜひ最後までお付き合いいただけたらと思います。
目次
新卒でうつ病(うつ状態)になる原因
繰り返しになりますが、新卒だろうがベテラン社員だろうが、うつ病は「誰でも」なる病気です。
「新卒で社会人として日が浅いのに、うつっぽいなんて俺はダメな奴だ」と思うかもしれませんが、決してあなたは「ダメな奴」ではありません。
新卒は新卒で大変ですからね。
そこで、新卒の人が「うつ病(うつ状態)」になってしまう原因を、私や知人の体験談含め、紹介しますね↓
- パワハラ・いじめ
- 激務・長時間労働・サビ残
- 仕事のミスマッチ
新卒でうつ病(うつ状態)になる原因① パワハラ・いじめ
新卒でもパワハラやいじめを受けることは多いです。
やはり新卒者は立場が低いし、仕事もまだまだ未発展で、上司から舐められたり、お局からいじめのターゲットになる場合もあるからです。
また「若い奴にはガンガン厳しく接して成長させる」と考え、度を越えたハラスメントをする上司も少なくありません。
実際に新卒で新聞記者になった友人がいるのですが、入社間もないのに「鬼詰め・怒号・全て否定」という毎日を送っていたようで、体調を崩していました。
新卒間もないのに「ハラスメント・いじめ」を毎日受けていたら、精神的に参ってしまうのは当然のことですよね。
新卒でうつ病(うつ状態)になる原因② 激務・長時間労働・サビ残
新卒だろうと、忙しい部署などに配属となったら「長時間労働」「激務」になりがちですよね。
実際私が新卒で配属された部署(市役所)は激務な部署でした。
毎日、長時間労働をしていたら、
- 睡眠時間が短くなる
- 食事をとる時間がない
という生活になり、必ず体に影響が出てきます。
おまけに長時間働いても「全部サビ残」だったら、やる気も削がれ、精神的に疲れてしまうのは当然のことですよね。(実際私も数百時間のサビ残を経験しました)
もちろん、仕事が好きで長時間働く人は体を壊しにくいでしょうけど、大半の労働者は「嫌々長時間」働いおり、体に無理がかかった毎日を送っていることでしょう。
新卒でうつ病(うつ状態)になる原因③ 仕事のミスマッチ
仕事のミスマッチでうつを発症することも多いです。
まさに私がそうでしたね。
自分の性格と仕事内容・部署の人間関係が全く合わないなんてよくある話です。
仕事の合う・合わないも、食べ物のアレルギーと同じで「合わないものは合わない」と私は考えています。
合わない仕事や部署でずっと働いていたら、毎日がストレスの連続で、体調がおかしくなるのは当然のことですよね。
新卒でうつ状態を放置した私の末路
結論、重症になり身体が動かなくなりました。
新卒3か月目辺りから
- 微熱
- 食欲0
- 倦怠感
- 仕事中の嘔吐
がずっと続く毎日。
「俺は根性が足りない。根性でなんとかできる」と思い、体調不良のままずっと働き続けたのですが、半年後に身体が動かなくなり、自殺を決行しました。(失敗したけど…)
その後は心療内科に行き、見事ドクターストップがかかり、休職へ。
体調不良が続くというのは、体がSOSサインを出しているということであり、私自身「もっと早く病院に行っておくべきだった」と後悔しています。
そこで私の二の舞とならぬよう「体調の違和感」を感じるあなたに「早めに心療内科に行くメリット」を紹介したいと思います。
早いうちに心療内科に行くメリット
うつ病(うつ状態)がひどくなる前に心療内科へ行くメリットは「重症になる前に、働きながら治療できること」です。
軽いうつ状態のときであれば「休職」をする必要がなく、働きながら通院・服薬ができます。
休職になるレベルの重症なうつになったら、回復まで時間がかかりますし、復職するにしても職場の人と気まずい関係になってしまします。
なので、体の異変を2~3週間ほど感じたら、早めに良い病院へ行き、治療を始めるのが大切です。
そこで「良い心療内科の選び方」を次の章で紹介させていただきます。
良い心療内科を見つける方法
方法は2つあります↓
- 実績ある医師か否かを確認
- カウンセラーのいる病院か否かを確認
順番に解説させていただきます。
方法① 実績ある医師か否かを確認
治療のために通うので、実績ある医師を選ぶ必要があります。
と思われるかもしれませんが、心療内科の中には「診察をまともにしないで、薬だけ出してくる・診断書だけ出す」みたいな病院がたくさんあります。
そのような病院に通ってしまったら、回復も難しくなるのは当然ですよね。
なので、きちんと患者と向き合って治療してくれる「実績ある医師」を選ぶ必要があるのです。
実績ある医師かどうか確認する方法は2つあります。
どうしてもホームページで医師の実績がわからない場合は「グーグルのレビュー」で気になる病院を確認しましょう。
☆1が多すぎるような、評判が悪すぎる病院はやめておくべきですね。
方法② カウンセラーのいる病院か否かを確認
カウンセラーがいる病院を選ぶと安心できます。
なぜなら「自分が何で悩み、体調が悪くなったのか」という経過を、カウンセラーが丁寧に聞いてくれるからです。
職場の人や家族に「新卒で体調が悪くなった」とは相談しにくいし、まともに話を聞いてくれない場合が多いのではないでしょうか?
結果、1人で悩んで苦しくなると思います。
そこで、カウンセラーのいる病院に行くことで、プロがしっかり話を聞いてくれて、少し気持ちが晴れるようになります。
もちろん、実力ある医師のもとに行くのが第一優先ですが、カウンセラーもいた方が「晴れた気分」で受診できるので、オススメです。
新卒でうつ病になるのはあり得るの? まとめ
- 新卒でうつ病(うつ状態)になる原因
- 新卒でうつ状態を放置した私の末路
- 早いうちに心療内科に行くメリット
- 良い心療内科を見つける方法
という内容で書かせていただきました。
うつ病は新卒だろうが、ベテラン社員だろうが誰でもなる病気です。
- パワハラ・いじめ
- 長時間労働
- 合わない仕事
などに苦しむ新卒の人は、昔の私含めてたくさんいます。
「自分は根性なしかもしれない」なんてことは一切ありませんし、よくここまで頑張ってきたと思います。
身体は一番の資本です。
重症になる前に、良い病院へ行き、体調回復に向けてゆっくり治療をしていきましょう!
それでは今回はこの辺で。ありがとうございました。
もしかしたら「うつ病」と思ってしまったのですが、入社して日が浅いのに、うつ病になるなんてあり得るのでしょうか?
根性が足りてないだけでしょうか?