男のメンヘラは需要なし。男は精神が参ったときどうすれば救われるのか

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ダイ
ご覧いただき、ありがとうございます。 メンタルヘルスライターのダイです。

今回は以下のようなお悩みに答えます。

  • 仕事が辛すぎる
  • うつ状態がひどくて辛すぎる

弱音を吐き出し、多くの人に共感してもらって、エールが欲しいところ。

だけど「男のメンヘラは需要がない」と言われているから、救いようがない。

なぜ男のメンヘラは許されないのか、どうすれば精神が参った男が救われるのかを知りたい。

 

わたくしダイは「うつ病」を患っており、病状によってはメンヘラっぽくなってしまうときがよくありました。

病状が辛かったとき、SNSなどを色々使ってきましたが、やはり「男のメンヘラ」は需要がありませんし、叩かれる傾向にありました。

現在は病気も寛解し、元気に過ごしていますが「あまりにも救われない男性が多いよな」と毎日考えています。

そこで本記事では、以下の内容を「メンヘラ経験者」の視点から紹介します。

  • なぜ男のメンヘラは需要がないのか
  • 精神的に参っているときに男はどうすればいいのか

「メンヘラ男性はどうすべきか」がわかる内容ですので、ぜひ参考にしてみてください。

なぜ男のメンヘラは需要がないのか

寝室

メンヘラ男性は、異性からも同性からも需要がありません。

理由を見ていきましょう。

 

メンヘラ男が女性に嫌われる理由

最大の理由は「情けないから」です。

女性から見た「情けなくない男」とは

  • 責任感がある
  • 高収入
  • ポジティブな思考の持ち主

などでしょう。

ダイ
つまり「圧倒的な強オス」ですね。

上記を「結婚の条件」として挙げる女性も多いくらいですから、男性の必須条件なのでしょう。

 

しかし「強さ」が大前提のはずの男性が、SNSで愚痴や病状が辛いツイートをすると

  • なよなよしてる
  • 情けない

と見られて、キモがられるのです。エールを送ってくれる人は誰もいません。

「いいね」も付かず、フォロワーは減り、しまいにはブロック・ミュートされる結末です。

 

メンヘラ男は同性にも敬遠される

メンヘラ男は女性だけではなく、同性にも敬遠されます。

日本人、特に男性は「弱肉強食・自己責任社会」で生きてますから、弱った者を「ザコ」とカウントし、徹底的に叩いてくるからです。

弱っている人を一刀両断して、日々のうっ憤を晴らしたり、優越感に浸りたいのでしょう。

例えば、メンヘラ男が病んだツイートをしたら、高確率で男性から以下のような反応がきます。

  • お前は無能だ
  • 早く○ね
  • 根性で乗り越えろ

SNSには、本当に「他人に厳しい男性」が多いです。

ダイ
優しい声をかけてくれる人は当然いなく、フルボッコ。

 

友人にも嫌われる

それじゃあ友人に相談しよう…

と考える人もいると思います。

もちろん、1~2回であれば話を聞いてくれるかもしれませんが、複数回にわたると、めんどくさがられ、敬遠されます。相手も忙しいですしね。

 

以上のようにメンヘラ男は、どんな部類の人間にも避けられるのを知っていたいただけたと思います。

この「吐き出し口がない」「厳しい自己責任社会」が、圧倒的な男性の自○数を招いているのではないでしょうか。

女性の自○も増えてきて、地獄と化していますが、男性の方が倍亡くなっているのが事実です。

 

女性の場合はどうか

逆に女性のメンヘラは、一定の需要があります。

基本男性は、どんな女性にも優しく接するからです。

ダイ
支持層は男性なイメージ。ただメンヘラ女さん同士でフォローしあってるケースも多いですね。

やはりSNSなどでも、メンヘラな女性は周囲の人に反応・応援してもらえます。

  • ○○ちゃんはよく頑張ってるよ
  • それは大変だったね
  • かわいいね!
などの言葉を、弱っているときにかけてもらえるのです。

もちろん「メンヘラな人は嫌い!」と考える人も少なくありません。

しかし、メンヘラ女さんは「支持層0のメンヘラ男」よりも支援者が多いのは事実なため、圧倒的に救われる機会は多くなります。

 

精神的に参っているときに男はどうすればいいのか

暗い寝室

メンヘラ男は需要がなく、基本的に救われないのを知っていただけたと思います。

しかし、ここで切り捨てるようなことはしません。

そこで精神的に参った男性は、どうすべきなのかを4つ紹介していきます。

  • SNSを完全に遮断する
  • ネカマをやる
  • 部屋を明るくする
  • カウンセリングルームに行ってみる

順番に見ていきましょう。

 

方法①:SNSを完全に遮断する

精神的に不安定なときは、SNSを完全に遮断しましょう。

なぜなら病んでるときにSNSを見ると、どんどん気分が落ち込むから。

SNSとメンタルヘルスの関係性

世界五大医学雑誌の「JAMA」に掲載された「Association of Screen Time and Depression in Adolescence(青年期におけるスクリーニング時間とうつ病の関連)」には、「ソーシャルメディアの長時間利用はメンタルヘルスに大きな影響を与える」と記載されています。

なぜ大きな影響を与えるかと言いますと、他人の容姿や生活、いいねの数などを自分と比較してしまい、落ち込むからです。

ダイ
実際に記事を読んでいるあなたも、長時間SNSを見て「なんで俺はこんなダメなのだ…」と感じた経験はあるのではないでしょうか。

やはりSNSは情報量が多いため、自動的に他人と自分を比較してしまい、自己肯定感が下がってしまうものです。

もちろん、SNSはいい情報も出回っているため、完全シャットアウトするのはもったいないでしょう。

ですので、時間を決めて、ササっとタイムラインを確認する程度の利用時間がおすすめです。

 

方法②:ネカマをやる

  • どうしても愚痴に共感してほしい
  • 誰かからエールが欲しい

と感じる場合は、ぶっちゃけネカマをやれば解決します。

因みにネカマとは「ネット+オカマ」の略称で、SNS上などで「男性が女性のふりをする」ことです。

 

周囲のユーザーは「女性」と思い込んでフォローしてくる

先ほどの章でも紹介したとおり「女性のメンヘラ」は一定数の需要があります。

よって、ネカマをやったとしても、自分のことを「女性」と思い込んでフォローしてくれる人は非常に多いです。

実際に私も過去に「ネカマ版・メンヘラうつ闘病アカウント」をTwitterで作りましたが、2週間でフォロワーが500人増え、異性・同性から温かいエールをいただけました。

ダイ
中にはAmazonギフト券をプレゼントしてくれる男性もいました。流石に受け取りませんでしたけどね。

 

男性としてメンヘラ系のアカウントを作っても、嫌われて終了です。

もし「話を聞いてほしい」「弱音を吐きたいんだ」と考えている人は、ネカマのアカウントを作り、そちらで活動するのがおすすめです。救われた気分になりますよ。

ダイ
ただし、前の節でも解説したとおり、SNS依存はNGです。

 

方法③:部屋を明るくする

精神的に参っているときは、部屋を明るくしましょう。

明るい部屋は自然と気分も上がるからです。

私は月に1回、心療内科へ定期通院しているのですが、医師から

部屋が暗いときは昼間でも照明をつけましょう。

とアドバイスされた経験があります。

やはり、どんよりした雰囲気の部屋にずっといると、メンタルもつられて落ち込みますからね。

実際に私も暗い部屋で過ごしていた時期は、メンタル面も良好ではありませんでした。

しかし、医師の言ったとおり部屋を明るくしてみると、気分の落ち込む頻度は少なくなりました。

精神的に参ったときに1番簡単にできる方法ですので、ぜひ試してみてください。

 

方法④:カウンセリングルームに行ってみる

最後の方法が「カウンセリングルームに行ってみる」です。

カウンセリングルームに行くと、心理カウンセラーに以下のような悩みを相談できます。

  • 人間関係の悩み
  • 仕事の悩み
  • コンプレックスの悩み

心理のプロに話を聞いてもらえるため、自分の思考の癖がわかったり、課題の整理ができたりなど、多くのメリットがありますよ。

カウンセリングルームは、医療機関や民間など、様々な団体で行われています。

Googleで「地名+カウンセリングルーム」と検索したら出てきますので、評判のよさそうなカウンセリングルームにいってみるのもおすすめです。

 

【まとめ】男のメンヘラは需要なし。男は精神が参ったときどうすれば救われるのか

記事のまとめ

本記事は精神的に参っている男性に向けて、以下の内容を紹介しました。

  • なぜ男のメンヘラは需要がないのか
  • 精神的に参っているときに男はどうすればいいのか

基本的にメンヘラ男性は相談先がなく、精神的に参った場合は、1人で強く生きていかなければなりません。

しかし、精神的に参ったときは「4つの方法」のどれかを試していただければ、再起可能です。

ぜひ本記事を「メンタル回復」に役立てていただけたらと思います。

それでは今回はこの辺で。ありがとうございました。