今回は以下のような悩みを解決する記事を執筆しました。
うつ病/適応障害で休職中で、復職したくないから退職を考えています。
かといってパワハラ上司に直接退職を申し出るのは嫌。
メールで退職の連絡をしたいのだけど、マナー違反とかじゃないかな?
とにかく誰にも会わずに退職したいのです。
結論、休職から退職したいときはメール連絡でもOKです。
なぜなら退職意思をしっかり伝えているのに変わりはないし、メール連絡で退職していく人はたくさんいるから。
そこで新卒1年目でうつ病になり「休職・復職・退職」を経験した私が、以下の内容を紹介します。
記事を読んだ後は、休職から退職の準備を進められるようになりますよ。
目次
【うつ病】休職中に退職したいときはメール連絡でもOK
繰り返しになりますが、休職中に退職したい場合はメール連絡でも問題ありません。
なぜなら理由は以下の2つです。
- 「退職の意思」をしっかり連絡している時点でマナー違反ではないから
- メールで退職手続きを済ませる人は結構多いから
もちろん
など、昭和の価値観を持った上司も多いため、円満退職には至らないでしょう。
しかし退職意思をメールで伝えてはいけない法律はないですし、体調不良で出社できないからメールで伝えるのは理にかなっていますよね。
メールでは最低限のあいさつや、細かい連絡も取れるため、そもそも失礼には値しないのです。
休職中に退職したい場合、いつ申し出るべきか
とはいえ、退職を申し出るタイミングがわからない人もいますよね。
結論、会社によりますが「退職希望日の1か月半前」に申し出ると安全です。
そこで具体的な退職を申し出るまでの手順を解説します。
- 就業規則の確認
- 規則を確認して、退職を申し出る日を決める
以上2ステップです。順番に見ていきましょう。
手順①:就業規則の確認
まずは社内の就業規則を確認しましょう。
なぜなら就業規則には「退職をする際は〇日前に申し出なければならない」などの決まりごとが記載されているからです。
就業規則は入社前に渡されたり、社内の共有掲示板に掲載されていたりする場合があります。
ちなみに会社が就業規則を見せてくれないのは違法に当たるため、労基署へ行きましょう。
参考:就業規則を見せてくれません。
手順②:規則を確認して、退職を申し出る日を決める
次は就業規則の「退職規定」を見て、退職を申し出る日を決めましょう。
大体の会社は「1か月前の申し出」で設定されている場合が多いです。
例えば規則を読んだ日が3月10日であれば、翌月の4月30日が退職日の目安となるため、大体3月末に申し出る形となりますね。
ただ退職の申し出は早く行ったほうがいいです。なぜなら会社側も準備に余裕を持てるからですね。
よって、ちょっきり1か月前の申し出よりも、1か月半ほど前のほうが好ましいでしょう。
法律的には2週間前の申し出でOK
実は民法上では、退職の申し出は2週間前で問題ないとされています。
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
就業規則と民法では、当然後者のほうが効力が強いため、何かトラブルがあったときは民法を盾にできるのです。
しかし、民法で定められているからと言って、退職を2週間前に申し出たら会社側もワタワタしてしまいます。
ですので何事もない場合は、就業規則に従って手続きを行ったほうが安全ですね。
退職のメールを送る相手
結論、退職のメールを送るのは以下の人たちでOKです。
- 直属の上司
- 人事
基本的には直属の上司に連絡してから、人事へという形が好ましいでしょう。
なぜなら先に人事に連絡してしまったら、上司の機嫌を損ねる場合があるからですね。
直属の上司への連絡は、課長クラスでOKです。
休職中にメールで退職意思を伝える際の例文
上司や人事部に送るメールの例文を以下に示します。改変して使っていただいても構いません。
●●部○○課 □□課長
いつも多大なるご迷惑をおかけして申し訳ございません。休職させていただきております、△△です。
長期にわたりお休みをいただいているのですが、体調が回復せず、今後も在籍したまま休職を続けるのは更なるご迷惑をおかけするため、〇月〇日をもって退職させていただきたく考えております。
医師と相談した上での決断でございます。
お手すきの際に退職の手続きをしていただけますと幸いです。
直接ご挨拶に伺えなく、大変申し訳ございません。
今まで大変お世話になりました。よろしくお願い申し上げます。
メールが受理された場合、本格的に退職の手続きが始まるでしょう。
上記の例文はあくまでも「退職の意思を伝えたメール」のため、これだけでは退職できません。
メールを送った後の退職手続きの流れ
メールが受理されたら、人事部から事務手続きの連絡が来るでしょう。
退職の際は以下の手続きを行います。
- 退職願の提出
- 健康保険の任意継続か否かの手続き
退職願に関しては、会社によってフォーマットが決まっている場合があります。フォーマットがある場合は、その通りに作成し、無い場合は自分で書きましょう。
自分で退職願を作成する際の参考になるサイトを以下に示します。
任意継続とは、今の健康保険を退職後も継続できる制度です。
2年間、現在の職場の健康保険を継続できるのですが、若い人は国民健康保険に切り替えたほうが得かもしれません。
メール以外で退職を伝える方法
とはいえ、退職意思のメールを送っても受理されない場合が結構あります。
せっかく覚悟を決めてメールを送ったのに、強制的に呼び出されて気まずい空気になるなんて最悪ですよね。
また直属の上司がパワハラ気質だと、メールすらしたくない人も多いのではないでしょうか。
そんなときは「退職代行」を使うのも手です。
退職代行は退職にまつわる手続き・連絡をすべて代行してくれます。嫌な上司に歯を食いしばりながら連絡をする必要が一切ないのです。
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休職中に退職するときのQ&A
休職中に退職するときにありがちなQ&Aをまとめました。
- 引継ぎはどうなる?
- 挨拶回りはすべき?
- バックレはあり?
引継ぎはどうなる?
結論、する場合としない場合があります。
あなたが休職前に引継ぎを行ったのであれば、職場はそのまま回っているため、しなくてもいい場合もあるでしょう。
しかし、即休職に入り、引継ぎを行っていなかった場合は求められるケースもあります。
引継ぎを求められた場合はWordやグーグルドキュメントなどで資料を作り、メールで送るようにしましょう。
挨拶回りはすべき?
メールで退職を申し出る場合、挨拶回りは不要です。
なぜなら「挨拶回りを行う=出社する」を意味するからですね。「挨拶回りで出社できるなら、直接話せたじゃん」と思われる可能性があります。
どうしても挨拶したい人がいる場合でも、メールで済ませたほうが安全ではありますね。
バックレはあり?
バックレはもちろんNGです。
実業家の堀江貴文氏が「退職代行を使うならバックレろ」と言っているせいか、たまにバックレる人もいるんですよね。
しかしバックレは会社に大きな迷惑をかけます。
もしバックレたら、会社側はしばらく無断欠勤だと判断しますよね。そうすると会社は社員の補充や配置転換を行うのが遅れるのです。
さらに連絡が取れないままだと「捜索願」を出される場合もあります。
当然彼は職場に顔を出せなくなり、解雇に。
よって大きな問題を起こさないためにも、手段を問わず退職の申し出は行っておきましょう。
【まとめ】休職中に退職したいときはメール連絡でもOK?
記事の内容を振り返りましょう。
- 休職中に退職したいときはメール連絡でもOK
- 基本は上司→人事の順に連絡
- 退職を申し出るタイミングは会社によるが、1か月半前が理想
- 場合によっては退職代行を使ったほうがスムーズに退職できる
まず大切なのは手段は問わず、退職の意思を伝えることです。直接話すのはもちろん、メールでも退職代行でもOK。
ぜひ本記事で紹介した方法をもとに、ストレスなく退職していただけたらと思います。
それでは今回はこの辺で。ありがとうございました。
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メンタルヘルスライターのダイと申します。