という疑問にお答えします。
◎本記事の内容
- なぜ親は公務員になれと言うのか
- 親の言われるがままに公務員になった私の末路
- やりたいこと仕事がある時、親を説得する方法
- やりたいこと仕事が見つからない場合はどうする?
先に結論を申し上げると「親の言われるがまま興味のない公務員になっても色々としんどい。だからやりたいことがあるなら、親を説得すべき。やりたいことがなければ探そう。」です。
確かに親世代は異常なほど公務員至上主義な場合が多いです。
実際私もやりたいことがあるにもかかわらず、親から「公務員か銀行員にならないとお前を養わない」とよく言われて育ち、結局公務員になりました。
今では心の底から後悔しています。
そこで本記事では私の失敗談を含め、なぜ親世代は公務員を勧めるのかということや、親を説得する方法、やりたいことの見つけ方などを紹介します。
記事を読み終わった後、きっとスムーズに進路選択を出来るようになるでしょう。
3~4分で読める記事となっていますので、最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。
それでは早速本題へ入ります。
目次
なぜ親は公務員になれと言うのか
親が子に「公務員になれ」と言う理由を3つ紹介します↓
順番に説明します。
親が公務員になれと言う理由① 公務員は楽というイメージ
日本国民の大半が「公務員は楽」というイメージをもっているのではないでしょうか?
「公務員みたいな楽な仕事をして、子供には健康的に過ごしてほしい」という親の心遣いで公務員を勧めてくるのでしょう。
しかし「公務員が楽」なのはもう20年以上も前のお話です。
現代の公務員は、これがスタンダードになりつつあります↓ (私も体験済みです)
実際にSNS上で公務員に関してこんな声も上がっています↓
ネットで、公務員になると定時で帰れるぞ!税金泥棒!というのを真に受けて、公務員試験を猛勉強して某役所に入るも、まだ研修中の配属5日目にして現場に呼ばれてサビ残をし、三ヶ月する頃にはサビ残月100hを越し、最高200hのサビ残をし、パワハラを受け精神病になり退職した私本当に馬鹿
— 統合の失調(てすら) (@Kohler_volnt) September 3, 2019
「霞が関で働く国家公務員の残業時間は月平均100時間と民間の14.6時間の約7倍」
これでも人は「公務員が多すぎる」「給料が高すぎる」と言うのか?
もはや業務の効率化だけで解決できる問題ではない。優秀な人材が公務員の道を捨てることは国力低下に直結する。 https://t.co/LJevcfsCRr— リフレ女子 (@antitaxhike) March 14, 2020
ちなみに、大学の友達に「残業100時間だけど7割サービスだよ〜休日出勤は全て闇に葬られてるよ〜手取り15万だよ〜」って話をしたら「え、公務員だよね?」とドン引きされた挙げ句若干疎遠になったので、ブラックアピールするときは慎重にした方がいいですよ。
— あかり@公務員 (@akari_webdev) February 25, 2020
当然、公務員の労働環境も部署によって差はありますが、これを見てもまだ「公務員は楽」って言えますかね?
現代の公務員は中々ハードなのです。
基本的に親世代の抱く公務員のイメージは古いので、一切参考にしない方がいいです。
親が公務員になれと言う理由② 公務員は安定というイメージ
公務員は「安定している」というイメージを抱く人も多いですよね。
確かに今までだったら公務員は犯罪さえ犯さなければクビにならないし、終身雇用でした。
バブル崩壊を経験した親だからこそ「クビにならない可能性がある職場」を勧めたいのでしょうね。
しかし現代において「公務員の安定説」はとっくに崩壊しています。
なぜなら以下の理由があるからです↓
公務員の仕事は民間ではやらない特殊な仕事で、かつ頻繁に部署異動があるので専門的なスキルが全く身につきません。
公務員の外の世界に出てしまったら、どこからも評価されない市場価値0の人材になってしまう可能性が高いです。
「個人で稼げる力」が重視されているこの時代で、外の世界で一切通用しない「市場価値0」の人材になるってかなりハイリスクですよね?
また、これから日本では大幅な人口減少が予想されており、公務員ではこのようなことが起こります↓
ただでさえ安い公務員の給料が削減されたら生活できませんし、ノースキル市場価値0の公務員がリストラになったら人生終了です。
ですので、今の時代「公務員安定説」はとっくに崩壊しているのです。
親が公務員になれと言う理由③ 親が公務員試験に受からなかった
これもたまにあるケースですが「親のリベンジ」を子供にさせる親も一定数います。
ここでは「子供の意思」は無視で、親が昔達成できなかったことを子供に無理にやらせます。
そしてこのような環境で育った子供も大人になり、子供に「自分のできなかったことをさせる」という負の連鎖が生まれるのです。
親の言われるがままに公務員になった私の末路
無関心の公務員になった結果、体調を崩しました笑
私は元々英語の教師になりたかったのですが、保育園児の頃から親や親戚に「地方公務員になれ。お前にはそれしかない。」と言われ育ちました。
しまいには「大学で英文科に行って教員を目指すなら、お前は養わん。地方公務員に関係ある経済学部か法学部に行け。」とも言われたことがあります。
そのまま経済学部に進学し、初めは英語の勉強を継続していたのですが、経済学の専門科目が忙しくなり、英語が手付かずに。
大学2年生の頃には、もう英語の教員は諦め「地方公務員しか俺には残ってないんだな…」という大学生活でした笑
保育園児の頃から私は親にこのようなことを言われていました↓
今考えたら「公務員でもない親の言うことをなぜ信じたのだ」と思うのですが、妄信していました。
しかし、いざ地方公務員になったらこんな現実が待っていました↓
結果、体調を崩す羽目に…
親の言うことなんて信じないで、自分のために進路を決めるべきだったなと心の底から後悔しています。
そこで私のような被害者を出さないためにも「親に公務員になれ」と言われた場合の対処法を、私の失敗談の反省を含め、次の段落で紹介させていただきます。
やりたいこと仕事がある時、親を説得する方法
私が考える親を説得する方法はこちらです↓
順番に説明します。
親を説得する方法① 実績を上げる
必死にやりたい分野の勉強をして「私はこんなに力を付けた」という証明をしましょう。
なぜなら力を付けたら親も「本気なんだな」と感じてくれる可能性が高いからです。
例えば、このような方法があります↓
もちろんこれだけでは認めてくれない場合もあります。
実際に私も高校時代、英語の教員になるため、必死で英語の勉強をしていました。
模試でも8割以上の点数をいつも取っていましたが、親は全く認めてくれませんでした笑
しかし模試だけではなく、英検やTOEICも受けて良い成績を取得することが出来たら、認められていたかもしれません。
泥臭く、その分野の学習を必死で行い、力を付けてアピールしましょう。
親を説得する方法② 将来の目標を明確に話す
「将来〇〇になって、〇県で、〇〇をやりたい。そして最終的に〇〇になりたい」と明確に目標を話すと説得力が出て、親も認めてくれる可能性が高まります。
なぜなら明確に話すことで親も「自分の進路を真剣に考えているのだな」と感じてくれるからです。
さらに目標を明確に話すときは「その分野に行くデメリット」も把握しておくようにしましょう。
そのためにはこんな事をしておくといいです↓
デメリットを分かった上で、その分野に進みたいと決意することで、説得力も倍になります。
今思うと、私はこの部分の詰めが甘く、親から認められなかったのだと感じます笑
やりたい仕事が見つからない場合はどうする?
という方も結構多いと思います。
そんな方は「色々なもの」に手を出してみましょう。
ありとあらゆるものを始めてみることで、どこかでマッチングし、ドハマりする可能性が高いです。
実際に私は「英語の教員」を諦め、好きなことがなくなり、親の言われるがまま地方公務員になり絶望しました。
そんな中、もう一度好きなことを見つけるため色々なものに手を出しました↓
この中で一番ハマったのが「ブログ」でした。
ブログを極めることで、将来こんな可能性だって十分あります↓
1つハマる分野を見つけることで、自分の将来の可能性が広がります。
3日坊主でもいいから、色々なものに手を出してみて、熱中できるものを探してみましょう。
親に公務員になれと言われたらどうする? まとめ
- なぜ親は公務員になれと言うのか
- 親の言われるがままに公務員になった私の末路
- やりたい仕事がある時、親を説得する方法
- やりたい仕事が見つからない場合はどうする?
という内容で書かせていただきました。
親の言われるがまま、興味のない公務員(もしくは違う職種)になっても人生かなり辛いです。
やりたい仕事があるなら説得して、とことん親と対決すべきだし、やりたいことがなければ見つけるまでです。
もちろん公務員に興味があるのであれば、なっても問題ないですけどね。
「親のための人生」ではなく「自分の人生」なのですから、自分のために精一杯生きましょう。
私もこれからは自分のために生きるため、精進していきます。
それでは今回はこの辺で。ありがとうございました。
\他にも公務員に関する記事がありますので、ぜひご覧ください/
公務員の仕事には一切興味ないから絶対になりたくないです。
親の意見には逆らいにくいのですが、どう対応すべきでしょうか?