今回はこんな疑問にお答えします。
◎本記事でわかること
- 公務員の休職中の過ごし方4選
- 休職中の私の生活スタイル
- 公務員が休職中に注意すること
本記事では新卒で公務員になり、うつ休職経験のある私が
- 公務員の休職中の過ごし方
- 休職中に注意すべきこと
を紹介させていただきます。
記事を読んだ後は療養のための準備ができますので、ぜひ最後までご覧いただけたら嬉しいです。
目次
公務員の休職中の過ごし方4選(+1)
- 書籍で読んだ内容
- 私が実践したこと
- 心療内科医に言われたこと
を元に、公務員の理想的な休職中の過ごし方を紹介します。
- 仕事のことは忘れる
- 規則正しい生活を心がける
- 友人に会う
- 読書や勉強をなるべくしておく
- 番外編
順番に説明します。
休職中の過ごし方① 仕事のことは忘れる
大半の人は仕事が原因でうつ病になるので、まずは最大のストレスである仕事のことは忘れましょう。
もし休職中に仕事のことを頻繁に考えてしまったら罪悪感を感じ、うつ状態が更に酷くなります。
もちろん「うつ病」になる人は責任感が強いといわれているので、完璧に忘れるのは難しいかもしれません。
しかし病気になってしまった以上、働こうとしても職場に迷惑が掛かってしまいます。
休職はあくまでも療養中なので、うつ病になってしまった時はとにかく仕事のことをきっぱり忘れ、フル回復を目指しましょう。
と考える人もいらっしゃいますが、公務員も大変で、うつ病患者が多いのが現状です。
休職中の過ごし方② 規則正しい生活を心がける
休職まで追い込まれたということは、生活習慣がズタズタになっているかと思います。
ですので休職期間中に乱れた生活習慣を直し、規則正しい生活を心がけましょう。
睡眠以外にも3食しっかり食べることも大切なことなので、栄養をしっかり取りましょうね。
また休職も終盤に差し掛かったら、散歩や軽いトレーニングなど、適度な運動をすると気分も晴れ、体調改善に効果があります。
休職中の過ごし方③ 友人に会う
親しい友人に会ってみるのもおすすめです。
休職期間中は何かと引きこもりになりがちで、外の世界と無縁になってしまいます。
うつ病が重傷な場合は引きこもりになっても仕方がないのですが、回復してきたら外出して、友人に会いに行くと良い刺激になります。
- 職場の親身になってくれる同期
- 心を開いている上司
と会うのでも問題ないですが、職場の人はどうしても休職している人に対して「サボっててうらやましい・・」という感情を持つ場合があります。
ですので安心して人に会いたいのであれば、職場以外の人が望ましいですね。
休職中の過ごし方④ 読書や勉強をなるべくしておく
休職中は社会から一定期間離れることになるので、何かしらの知識をインプットしておくべきです。
音楽のアーティストも仕事に疲れたら活動を休止して、読書や旅行などを行い、たくさんの刺激を受けるようです。
それと似てるかもしれませんね。
休職中の過ごし方 番外編 転職活動をする
私の体験上、休職中(※元気になったら)は転職活動を少しでも進めておくべきと考えています。
なぜなら私自身「休職→復職」を経験して、死ぬ思いをしたからです。
休職から復職をしたとしても、その組織で活躍する機会はもうなく
- 気まずい
- 嫌われる
- 干される
- 窓際コース
が待っています。(厳しいことを書いていますが、事実なのです…)
ですのでこの記事を読んでくださっているあなたも、休職終盤で元気になってきたときに、転職を視野に入れてみましょう。
しかし何度も言うとおり、元気になっていないうちの転職活動はNGです!
あくまでも療養し、積極的に外出が出来るようになるなど、元気になってから転職活動をするようにしましょう。
休職期間中の私の生活スタイル
私は4か月間の休職を経験したのですが、どんな生活をしていたのか紹介します。
休職日~1ヵ月 → 絶望
休職日前後から1ヵ月はもうとにかくしんどかったです。
身体が全く動かない。
もちろん甘えとか怠けとかそういう次元じゃありません。
先ほど説明をした「理想の休職の過ごし方」なんて無縁で、1日中横たわる生活。
食事も食べたくないのに服薬のために無理やり腹に詰め込んでました。
休職して自分の業務を他の人がやっているという罪悪感にも襲われていましたし、正直生きているのか死んでいるのかも正直わからない状態で、自殺を考えたことも何度もあります。
それでも必死に通院し、服薬を続けていました。
1ヵ月~2ヵ月 → 少しづつ回復
休職してから1か月少しして、ようやく朝も起き上がれるようになり、読書なども出来るようになってきました。
外出も少しずつできるようになり、友人にも1回会いましたね。
2ヵ月~3ヵ月 → 普通の暮らしができるように
休職と服薬治療のおかげでほぼ毎日安定した生活を送れるようになり、自炊もしていました。
もちろん時々具合の悪い日はありましたが、1日寝たら回復。
3か月目辺りで「復職できそうだな」という意識も芽生えてきたので、かなり早い回復だったと思います。
公務員が休職中に注意すること
もちろん
- 仕事のことを考えすぎる
- 不規則な生活をする
- 病院に通わない
などは休職期間中にすべきではないですが、何より注意すべきが「SNSの使い方」です。
例えばこれらには注意しましょう↓
- 休職中、旅行に行った写真をインスタグラムに載せる
- 遊んでいる写真をFACEBOOKにたくさん投稿する
もちろん「遊ぶな」と言いたい訳ではありませんし、むしろ積極的にリフレッシュをすべきです。
しかしSNSのフォロワーの中には「あいつ、休職してるくせに遊んでいるのかよ」と思う人も多く、反感を買う場合があります。
リア垢なら職場への密告という恐れもあるので、尚更気を付けるべきです。
実際に私の職場で休職していた人が、休職中に趣味のイベントに参加している様子をSNSに投稿していました。
結果その人のアカウントを職場の人間が特定して拡散し、休職者は叩かれ、退職してしまいました。(市役所の人間は平気でSNSアカウント特定してきます)
公務員の休職中の過ごし方 まとめ
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
- 公務員の休職中の過ごし方4選
- 休職期間中の私の生活スタイル
- 公務員が休職中に注意すること
を書かせていただきました。
私は休職に陥り、最初は罪悪感や不安がとてもありましたが、ゆっくり自分に向き合うことができ、人生を考え直す良い期間になりました。
うつ病は大変な病気ではありますが、休職中の自分を責めすぎず、ゆっくりと療養して、次に向かっていただけたらと思います。
それでは今回はこの辺で。ありがとうございました。
いい休職の過ごし方と注意すべきことが知りたいです。