という疑問にお答えします。
初めに結論から申し上げると地方公務員、特に市職員は仕事は頑張るだけ損します笑
一般の企業なんかでは頑張ればある程度給料が上がるかもしれませんが、公務員はそうとはいきません。
本記事ではそんな「公務員で仕事を頑張ること」に焦点を当てて、記事を書かせていただきます。
◎本記事の内容
- なぜ地方公務員は頑張れば損をするか?
- 地方公務員で仕事を頑張ることのメリット
- 地方公務員で仕事を頑張らない人は今後どうなる?
それでは早速本題へ…
目次
なぜ地方公務員は頑張れば損をするか?
公務員で仕事を頑張っても損をする理由はこちらになります↓
順番に説明します。
なぜ頑張るだけ損か① 横並びの人事評価&ガチガチの年功序列
公務員は「みんな横並び&年功序列」で給料が決まります。
つまり同期と給料は同じで、年上の方が給料が高いという仕組みです。
なので
ということが十分に起こります。
実際に私はこれらのことを体験しましたし、こういう人をたくさん見てきましたが、結構残酷です。
なぜ頑張るだけ損か② 頑張ったら業務が集中したり激務部署に飛ばされる
地方公務員の場合、仕事は真面目で頑張る人に集中します。不真面目な人は信頼性がないので仕事が任されなくなるのです。(しかしクビにはならない…)
真面目で頑張る人ほどたくさんの仕事を抱え、深夜まで働いていたり土日も出勤しています。
そして真面目な人はそのタフさが認められ更に激務部署へ飛ばされるという負のループが起こります。こうなると大体の人は身体を壊し、うつ病などの精神疾患になることが多いです…。
一方で仕事をサボる人たちは人目につかない閑散とした部署へ異動し更に楽が出来ます。人によっては勤務中にネットサーフィンしてる人もいます。
更に最悪なのは、激務部署は残業代が満額出ないことが多いです。なぜなら満額残業代を出したら大変な額になるからです。
という構図になります。
ぶっちゃけサボった方がイージーですよね・・?笑
地方公務員で仕事を頑張ることのメリット
正直サボっている人の方が最高に人生をイージーに過ごせそうな気はしますよね笑
しかし税金で生活し、1人の社会人である以上「頑張らない」という選択をするのは少しどうなのかなと私は思います。
地方公務員で仕事を頑張るメリットは沢山の経験が出来ることです。頑張らない人には業務が渡らないので何も経験することが出来ません。
沢山の業務を経験することによって、少なくとも市役所の中では頼られる人材になりますし、早く出世できる可能性も高まります。
公務員の出世事情はこちらの記事で詳しく解説しております↓
地方公務員で仕事を頑張らない人は今後どうなる?
以前の記事でも書いたのですが、地方公務員でもクビになる時代は近づいていると思います。
実際に大阪市では市職員が解雇にあたる処分を受けた例があります↓
https://www.tokyo-sports.co.jp/social/politics/452874/
私の職場でここまで酷い人は見たことがないですが、日本には一定数こういう公務員がいると思います。
終身雇用は難しくなるとも言われていますし、今後人口減少で市町村も消滅する可能性だって十分あります。地方公務員もどんどん解雇される時代になっていくと思います。
こういう時代で真っ先にクビになるのは仕事をしない職員か、若手職員でしょう。
こういう時代に備えもちろん仕事を頑張ってもいいし、仕事以外の面でも自己学習を行いスキルを身に付けておくべきですね。
公務員のスキル取得に関する記事を書いたこともありますので、是非ご覧ください↓
「公務員は頑張るだけ損か」に関するまとめ
- なぜ地方公務員は頑張れば損をするか?
- 地方公務員で仕事を頑張ることのメリット
- 地方公務員で仕事を頑張らない人は今後どうなる?
という内容で書かせていただきました。
「地方公務員は真面目な人が損をし、サボる人が得をする。」これは紛れもない事実です。
教育長である叔父もそう言ってましたし、私も身を持って体験しました笑
「頑張るだけ損」というのはどう考えてもおかしいですよね。
地方公務員において真面目な職員はとても重宝されますが、身体を壊しがちです。この公務員の風土が改善すると日本の行政サービスの質も上がるのではないかと思います。
公務員を志している人は、この辺も考慮していくべきですね。
それでは今回はこの辺で。ありがとうございました!
\他にも公務員の仕事に関する記事がありますので、ぜひご覧ください/