【超意外】公務員はルーチンワークばかりなのか?【結論:結構少ない】

公務員の仕事はルーチンワークが多いのか? 公務員の仕事
公務員への就職・転職を考えています。

なぜなら公務員はルーチンワークが多いイメージで楽そうだからです。

実際のところ公務員ってルーチンワークばかりなのでしょうか?

今回はこのような質問に答えます。

 

◎本記事の内容

  • 正直、公務員はルーチンワークばかりではない
  • ルーチンワークの多い部署もたまにある

 

初めに結論を申し上げてしまうと「業務の大半がルーチンワークの部署もあるが、かなり少ない。大半の部署は毎日新しいこと・イレギュラーなことをやっており、ルーチンワークばかりではない」です。

 

本記事を読んでいただけると、ルーチンワークを始めとした公務員の仕事事情を理解することができます。

実際に公務員経験(市役所職員)のある私が書かせていただいておりますので、信頼性のある記事となっています。

 

2,3分で読み終わる内容となっていますので、ぜひ最後までお付き合いいただけたらと思います。

 

 

正直、公務員はルーチンワークばかりではない

働く女性のイラスト

繰り返しになりますが「公務員の大半の部署は毎日新しいこと、イレギュラーなことをやっており、ルーチンワークばかりではない」というのが現実です。

え、テレビやネットで言われていることと全然違うじゃないですか!

と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

ここで、最近の公務員の「仕事事情」を詳しく解説させていただきます。

 

ルーチンワークばかりではない理由① 市民・住民の要望に柔軟に対応しなければならなくなった

最近の公務員(特に市役所)は「市民・住民の要望」に柔軟に対応しなくてはならない場面が多いです。

 

一昔前(20年以上前)であれば、市民が何か要望を言ってきても「お役所仕事」で全て却下していたというのが当たり前だったようです。

当時の職員に話を聞いたことがあるのですが「市民の対応をするのが面倒だったから」というのが最大の理由のようでした笑

 

しかし時代は変わり、市民のニーズも多様化し、要望も年々増えてくるようになりました。

要望がどんどん増えてきている状況ですので「お役所仕事で全否定」は難しくなり、公務員も重たい腰をあげ、柔軟に市民対応をする必要が出てきたのです。

 

ですので、最近の公務員は市民からの要望にできる限り応えるよう、柔軟に対応をしている場合が多いです。(もちろん無理な要望は断りますが…)

実際に私の所属していた市役所でも「市民からの要望にすぐ対応する」というのが日常茶飯事でした。

 

「市民からの要望」に柔軟に対応するのはとても難しく、イレギュラーばかりですので「ルーチンワークばかりではないな」ということを私自身、身を持って体験したことがあります。

 

ルーチンワークばかりではない理由② 国・県庁・市町村からの新しい要望、調査、事業が増えてきた。

ここでは「市役所職員の視点」で説明をさせていただきます。

 

毎年、国は新しい事業を始め、事業に関連する調査や要望などを県庁や市町村に連絡してきます。

国から連絡がくる度、職員は回答や打ち合わせをするなど、何かしらの対応をしなくてはなりません。(国の事業はお堅いものが多いので、回答するにも、打合せするにも結構準備が大変です)

 

もちろん、新しい事業の調査や、要望、また打ち合わせなども全て「新しい仕事」です。

 

実際に私のいた市役所でも毎年たくさんの新事業が行われ、その度国と打ち合わせをするなどしていました。

 

しかし当然、日本が動いているわけですから、新しい事業が行われ、仕事が増えてくるのは当たり前のことですよね。

 

ルーチンワークの多い部署もたまにある

働く男性のイラスト

基本的に公務員は「ルーチンワークばかりではない」ということを知っていただけたかと思います。

しかし、公務員の中には「たまに」ルーチンワークが多めな部署もあります。

 

ルーチンワークが多いと感じた部署が以下のような部署です↓

  • 申請書を処理する部署
  • 会計部署

 

順番に解説させていただきます。

 

ルーチンワークが多めな部署① 申請書を処理する部署

「申請書を処理する部署」と言われてもピンとこない方が多いのではないでしょうか。

「申請書を処理する部署」とは市民の方から、何かしらの申請書(保険の手続き・住民票など)を受け取り、処理する部署のことです。

もちろん、市民の方と接する機会が多いので、クレームなどの際は柔軟な対応が求められますが、業務自体は申請書を受け取り、手続きすることが大半なので、比較的ルーチンワークが多めな印象です。

 

恐らく世間の抱く「公務員像」はこのような部署のことを指していますね。

 

ルーチンワークが多めな部署② 会計部署

会計部署とは、役所で物を買ったり、補助金を支払うときに「支出を全て担当する部署」のことです。

「支払い伝票」というものを確認し、支払いをする業務が大半なので、ほぼルーチンワークです。

実際、会計部署に私の同僚が在籍していたことがありますが「ルーチンワークしかなくてつまらない」とのことでした。

 

ぶっちゃけ私が知る限り、ルーチンワークが多い部署は以上2つのみですね。

かなり少ないです。

 

公務員はルーチンワークが多いのか? まとめ

仲良く働く写真
  • 正直、公務員はルーチンワークばかりではない
  • ルーチンワークの多い部署もたまにある

 

という内容でご紹介しました。

 

「ルーチンワークが多い部署もあるが、かなり少ない。大半の部署は毎日新しいことや、イレギュラーな仕事をしている」ということを知っていただけたのではないでしょうか。

 

本記事が公務員を目指している方に少しでも参考にしていただけたら幸いです。

 

それでは今回はこの辺で。ありがとうございました。