【面接】公務員と民間企業の違いは?【結論:目的の違い】

公務員と民間企業の違いは何? 公務員になるまで

公務員試験の面接で「公務員と民間企業の違いは何?」と質問されると思うのですが、公務員と民間企業の違いがよくわかっていません。

面接でどう答えるのが理想的でしょうか?

という疑問にお答えします。

 

◎本記事でわかること

  • 公務員と民間企業の違いがわかる
  • 公務員と民間企業の共通点がわかる
  • 公務員試験の面接で答えてはいけないNG解答例がわかる
  • 公務員試験に役立つ面接本がわかる

 

◎本記事の信頼性
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初めに結論
公務員と民間企業の最大の違いは「目的の違い」です。

本記事では元公務員の私が公務員試験でよく問われる「公務員と民間企業の違い」について最適な解答を紹介します。

実際に私自身も過去に実践したり、本記事を読んで面接で結果が出たりした人もいますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

公務員と民間企業の違いは?

早速私が感じた「公務員と民間企業の違い」を紹介します。

繰り返しになりますが、両者は「目的」が違います。

基本的にこれを面接で答えると面接官から良い印象を受けられますので、参考にしてみてください。以下で詳しく紹介します。

 

公務員と民間企業の最大の違い「目的の違い」

公務員と民間企業の最大の違いは「目的の違い」です。

「民間企業の目的」と「公務員の目的」の2パターンで紹介します。

 

民間企業の目的

民間企業の目的は会社の利益を上げることです。

自社の商品を顧客に提供し、利益を得て、そこから給与が支払われます。当然モノが売れなければ給料は下がるし、逆にたくさん売れたら給料は上がります。

顧客ファーストで考え、満足度を高め、売り上げを伸ばすというのが民間企業の特徴ですね。

 

公務員の目的

公務員の目的は国や自治体への奉仕が目的です。

 

「公務員は全体の奉仕者」という言葉があり

  • 国家公務員なら国
  • 地方公務員なら自分の住む自治体

にそれぞれ奉仕して、行政サービスを国民・市民に均等に提供します。

つまり国民・住民全員が顧客と考えられます。

公務員の目的は国や自治体に奉仕し、そこに住む人々全員のために勤めるという立ち位置ですね。

 

公務員は利益を求めず「公益」を求めるので、給料は税金から支払われる代わりに、非常に厳しい規制が公務員には課されるというのも特徴です。

 

「公務員と民間企業の違い」はまだあるのですが・・

実は公務員と民間企業の違いには「目的の違い」の他にも

  • 勤務条件
  • 給与の面

で違いはあります。

しかしこれらは面接で答えないのがベストです。なぜなら最大の違いではないから。

 

面接の場においては「目的の違い」を述べた方が100%良い印象を与えます。

エリック
面接で勤務条件や給与の話はNGとされていますからね…

 

公務員と民間企業の共通点は何?

公務員と民間企業 違い

じゃあ逆に共通点は何?

と思った方もいると思います。

面接で公務員と民間企業の違いを聞いた後に「共通点」を聞いてくる場合も多々あります。

 

その際は「公務員も民間企業も互いに社会へ奉仕していること」と答えるべきです。

 

  • 民間企業 → 良いサービスを提供して顧客に満足してもらい売り上げを伸ばし、税金を納める
  • 公務員 → 国民・市民全員に行政サービスを提供し、個人としても税金を納める

お互いに社会のために働き、貢献をしているという共通点が最大の特徴です。

 

面接で答えてはいけないNG解答例

本章では公務員試験の面接で答えてはいけないNG解答例を紹介します。

  • 利益を生むか生まないか
  • クビになるか、ならないか

順番に説明します。

 

NG解答例① 「利益を生むか生まないか」

「目的の違い」の中に利益がどうこうってあったじゃん・・

と思われるかもしれませんが、利益の有無はあくまでも手段のうちの1つにしかすぎず、最大の違いではありません。

 

  • 民間企業 → 「会社の発展と更なるサービス向上のため」に利益を出す
  • 公務員 → 「住民全体にサービスを提供するため」に利益を出さない

少し難しいですが、あくまでも最大の違いは手段ではなく「目的」ということです。

 

エリック
ちょっと理屈っぽく書きましたが、そもそも「公務員は利益を生まない」は言葉的にマイナスに捉えられてしまうので答えないことを勧めます。

 

NG回答例② クビになるか、ならないか

「クビになる、ならない」を言ってしまうと「それが目当てで公務員目指したの?」と面接官に思われます。

 

確かに公務員はクビにならないというイメージは強いですが、実際に大阪市のように勤務態度が酷く処分になった職員もいます。今後もこういう自治体は増えてくると思います。

https://www.sankei.com/west/news/150930/wst1509300044-n1.html

 

公務員だって終身雇用が存続できない時代に突入しつつあります。ですので時代に逆行するような回答はやめておきましょう…

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面接官はきちんとした目的を持った職員を欲していますからね。

公務員試験の面接で役立つ書籍

面接に役立つ書籍

最後に公務員試験に役立つ書籍を1冊紹介します。

私は公務員試験を受験した際に面接対策として『現職人事が書いた「面接試験・官庁訪問」の本』を使っていました。

 

「現職人事シリーズ」は公務員試験対策ではとても有名で、面接本も非常に有益な内容でした。

  • 国家総合職にも対応できる面接術
  • 面接受けのいい話し方

など公務員の面接でプラスになる内容が紹介されていますので、ぜひ参考にしてみてください。

公務員と民間企業の違いに関するまとめ

  • 公務員と民間企業の違い
  • 公務員と民間企業の共通点
  • 公務員試験の面接で答えてはいけないNG解答例
  • 公務員試験に役立つ面接本

を紹介しました。

 

公務員試験の面接では「公務員と民間企業の違い」は高確率で聞かれる内容ですので、理想的な回答をしておきたいです。

そこで本記事で紹介した回答を参考にして、面接突破を目指してくださいね。

 

それでは今回はこの辺で。ありがとうございました。

 

他にも公務員に関する記事がありますので、ぜひご覧ください