上記のような「自身のスペックの低さ」に絶望し、眠れないほど悩んでいる人は多いと思います。
本記事のライターであるダイも、以下の画像のような低スペック人間です。
残酷な事実ですが、何もやっても人並み以下にしかならない人は、私を含めて一定数存在します。しかし、そんな人並み以下の人でも、厳しい社会を生きていかなければなりません。
そこで本記事は、世界の残酷な真実を解説したうえで、何をやっても人並み以下の人が最低限の生活ができるまでのノウハウを紹介します。
目次
「何をやっても人並み以下」にしかならない人は一定数存在する
上記のような薄っぺらいセリフは、誰しも耳にした経験があるのではないでしょうか。
しかし、残念ながら嘘です。
「誰でも才能がある」と言う人は、自身の販売する商品を買わせるために、みんなが前向きになることを言っているにすぎません。現実を知らない、もしくは知っているのに嘘をついているのです。
「人間は誰でも才能があなんて嘘」は私が証明している
私はこれまでの人生で、以下のように様々な経験をしてきました。
しかし、何1つ結果を出したことがありません。
- 大学受験 → 第一・二志望に落ちる
- ギター → 5年続けるものの下手で卒業ライブに呼ばれなかった
- トランペット → 死に物狂いで4年続けるものの「いないほうがよかった」と言われる
- 書道 →手先が不器用で初段どまり(初段までは提出さえすれば取れる緩々教室)
- 水泳 → 5年続けるものの運動神経が最悪で大会でもいつもビリ。素人の野球部に負ける
- カルタ → 4年続けるものの指導者に「頭悪い、ダメ」と言われるくらい下手
- 絵 → 手先が不器用で下手すぎるあまり美術の成績「2」
- 学生時代のアルバイト → 無能すぎてシフトから干されて終了
- 新卒で入った役所での仕事 → 無能すぎて役に立たず、うつ病になる
ちなみに「役所に入っている時点で無能じゃない」とよく言われるのですが、私が勤めていた役所は中途採用者ですら6割近くが辞めてしまう超ブラックでしたので、本当に人手不足でした。ゆえに、ほぼ誰でも受かっちゃうレベルだったんですよね。
勉強からスポーツ、音楽など、ありとあらゆるジャンルを経験しましたが、見てわかるとおり「何をやっても人並み以下」です。
というか、むしろ「ガチ無能」と言えますよね。
普通これだけ色々なことをやっていたら、向いているものが1つくらいは見つかるはず。しかし、何1つ向いているもの・人並み以上にできるものはありませんでした。
ちなみに私は発達障害者に限りなく近い健常者、つまり「発達障害グレーゾーン」です。診断が出ていないため、発達障害を名乗ることは当然できず、「無能な健常者」として日々生きています。
何をやっても人並み以下にしかならない人の共通点
何をやっても人並み以下にしかならない人は、私だけではないでしょう。
我々の共通点は「要領も地頭も壊滅的に悪い」といった点です。不器用で知能も低けりゃ、そりゃ人並み以上に物事をこなせるはずがありません。
実際に「知能の7~8割は遺伝」と言われているほど、人生は遺伝子の良し悪しが影響してきます。
言い方は悪いですが、何をやっても人並み以下にしかならない人は「遺伝的にあまりよろしくない可能性がある」と言っても過言ではないでしょう。
参考:「知能の7~8割は遺伝 奨学金は成績の悪い子供にこそ必要」
また、運動神経や努力ができるかどうか、障害の有無なども「遺伝」で説明がついてしまうほど、この世界は残酷なものです。
もちろん、物事はやってみないと向き・不向きがわからない部分もあります。
しかし、人生の中で色々なことに挑戦したものの、全てど下手レベルであれば、根本そのものが「不良品」な可能性は高いでしょう。
何をやっても人並み以下の人がまず行いたい2つのこと
絶望的なお話をしてきましたが、それでも厳しい社会で生きていかなければなりません。
本章では、何をやっても人並み以下の人が、最低限の生き方ができる方法を2つ紹介します。
- 他人に自分の長所を聞いてみる
- ストレスのない仕事を始める
①:他人に自分の長所を聞いてみる
まずは周囲の人に「自分の長所ってなんだと思う?」と聞いてみるのがおすすめです。
例えば「絵が上手」「料理ができる」と言われたとしたら、立派な長所と言えます。少し練習を重ねると、お金を稼げるレベルまで到達する可能性もあるでしょう。
自分の長所は、意外と自分では気が付かないものです。長所を把握できると、転職・副業にも活かせるチャンスですので、まずは周囲の人に聞いてみましょう。
「優しい・真面目」のような言葉しかかけられない場合
周囲の人に「自分の強みは何だと思う?」と聞いたら、以下のような回答が返ってくるケースも多いです。
- 優しい
- 真面目
- 勉強ができそう
特に「優しそう」「真面目」は、「何の取柄もない人を褒める際に使う無難な言葉」として知られています。シンプルに「無害だけど貧弱で魅力がない」という意味です。
「ほめるところがない男に使う言葉」
「なんも言うことないから?って時も使う」
私の場合、他人を単に「真面目な人」と言う時には、褒めながら言葉の裏側に数パーセントは「つまらない人」又は「面白みのない人間」という気持ちがひそんでいることが多いような…。
また、仕事などで、柔軟性のある考え方やバランスの良い判断ができない人のことが話題に上ると、大抵「あの人マジメだからね~」というちょっと軽く見た結論で終わる気がします。引用:ヤフー知恵袋より
また「勉強ができそう」なんて、見た目が陰キャラっぽいってことですから、全く嬉しくないですよね。
上記のような言葉を複数人からかけられた場合、強み探しは一旦諦め、次の節で紹介する内容を参考にしてみてください。
②:ストレスのない仕事を始める
他人から指摘される強み・才能が何1つない場合は、なるべくストレスを感じない仕事をするようにしましょう。
例えば、日々の仕事の中で「苦なく取り組める仕事」「無心で取り組める仕事」はありませんか?以下のような些細な業務でも構いません。
- データ入力
- 接客
- 電話対応
「ずば抜けた才能がある」とまでは言わなくとも、あなたに適性がある可能性がありますし、仕事の憂鬱感も少し減るでしょう。
「何をやっても人並み以下」にしかならない人がやってはいけないこと
何をやっても人並み以下にしかならない人は、以下の2点は絶対にやらないようにしましょう。人生が破綻する可能性があるからです。
- 高額のスクール・商材には手を出さない
- 有能なふりをして頑張る
①:高額のスクール・商材には手を出さない
ハイリスクハイリターンで人生逆転を狙う…!
と考え、借金してまで高いお金を出す人がいます。
例えば「受講料100万円のプログラミングスクール」や「10万円の副業で稼ぐための情報商材」などですね。
しかし、上記のような高額なものは、基本的に買わないようにしましょう。
理由は以下のとおりです。
- 「高額=結果が出る」わけじゃないから
- 高額スクール・情報商材は、馬鹿をカモにしているケースが多いから
高いお金を払わなくとも、基本何とかなる
近年は無料サイト・アプリで学習できるケースが多いですし、安くて良質な書籍もたくさん売っています。
高いお金を払って騙されたり、そもそも向いてなかったりする場合も非常に多いため、何か物事を始める際は、小さく安い範囲からやってみましょう。失敗したときの損失を最小限に抑えられますよ。
②:有能なふりをして頑張る
よく「有能な人の言動を真似すれば、自然と有能になれる」みたいな適当な発言をする人がいます。
しかし、元のスペックがポンコツな人が有能なふりをしたとしても、余計な仕事を増やすだけですし、イタイ人でしかありません。
無能なのに有能ぶって頑張る人のことを「無能な働き者」と言います。
「無能な働き者」とは
軍人を4つのタイプにカテゴライズする「ゼークトの組織論」では、以下のように述べられています。
- 有能な怠け者 → 指揮官向き
- 有能な働き者 → 参謀向き
- 無能な怠け者 → 連絡将校・下っ端兵士向き
- 無能な働き者 → 軍を追い出すか、銃〇しかない
「無能な働き者」はやる気はあるものの、職務遂行能力も低く、頭も悪いので、とにかく余計な仕事ばかり増やします。
ですので、何をやっても人並み以下にしかならない無能は、有能ぶって頑張る必要はありません。
必要最低限の仕事をし、まずは迷惑をかけないところからスタートしましょう。
【まとめ】「何をやっても人並み以下にしかならない人」が行うべき2つの方法とは?
本記事の内容は以下のとおりです。
- 「何をやっても人並み以下」にしかならない人は一定数存在する
- 他人に自分の長所を聞いてみるか、ストレスのない仕事を始める
- 高額なサービスを買わない、そして有能ぶって頑張らないこと
残念ながら世の中には一定数、何をやっても人並み以下にしかならない無能な人が存在するのが事実です。根本がポンコツなケースが多く、頭1つ突き抜けるのは難しいでしょう。
ただ、ぶち抜けた才能や富・名声を得られないとしても、ストレスの少ない生活ができる可能性は十分あります。
「何をやっても人並み以下にしかならない…」と日々苦しんでいる人は、ぜひ本記事の内容を参考にしていただけると幸いです。
それでは今回はこの辺で。ありがとうございました。
こんな無能で人生を終えるのは嫌すぎる…。どうにかして人生を変えたい。