「公務員を辞めて民間企業に転職したい!」と考えているものの、以下の意見を耳にした方も多いのではないでしょうか。
- 公務員から民間に転職なんて無理だ!
- 公務員は民間で使い物にならないし、通用しない!
この記事では無能公務員だったものの、民間企業に転職成功した私が、転職成功の秘訣をご紹介します。転職時に培っておくと良いスキルも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
地方公務員から民間に転職できた私の経歴
はじめに、自分語りをして申し訳ありません!この記事の執筆者である私は元市役所職員でして、以下のような経歴を持っています。
- 新卒で市役所に入庁するも、半年ほどでうつ病になる
- 5か月間の休職後、市役所を退職
- 約半年間療養生活(職歴的にはブランク)
- フリーランスのライターに転身
- 正社員のWebディレクターとして民間企業に転職
- うつ病の再発もなく、順調に昇進&昇給中
単純に「能力不足」すぎて自分に絶望し、うつを発症したという情けない背景です。
だからこそ「公務員として確実にキャリアを積み上げているあなた」が転職できないわけはありません。自信を持ってほしいと思っています。
民間企業もピンキリだし、神格化する必要はなし
「公務員なんて民間では絶対に通用しない!転職なんて無理!」といった意見をインターネットでよく見かけます。この記事を読んでいるあなたもこの意見を信じて「民間企業」を神格化していませんか?
しかし「民間企業」と言っても職種・業界・企業規模はさまざまです。そして民間企業にも優秀な人がいれば、あまり仕事が得意でない人も多くいます。
公務員も民間企業で働く人も、結局は「同じ労働者」です。ビジネスマナーを身につけ、しっかりとコミュニケーションが取れれば、基本的にはどこでも働けるものです。
公務員の仕事も難しいので自信を持っていい
公務員は難しい試験をクリアし、さらに難解な制度(法律)を理解しながら仕事をしています。十分に高いレベルの仕事をしているのですから、自信を持ってよいと私は考えます。
特にSNSの公務員界隈では「民間企業はハイスペしか働けない」という風潮もあるかもしれませんが、そこまで民間企業を神格化する必要はないと思います。
地方公務員から民間企業に転職する際、身に付けるべきスキルとは?
地方公務員から民間企業に転職する際、以下の3つを身に付けておくことをおすすめします。
- 自ら考え、行動する力
- タイムマネジメント力
- ITリテラシー
自ら考え、行動する力
個人的に一番身に付けてよかったのは、何事もまずは自分で考え、行動する働き方です。
公務員の業務では、上司から許可を得て仕事を進めることが多いと思います。そのときに「どうすればよいですか?」と単に質問するのではなく、「この仕事はこう進めるべきでしょうか?」と自分なりの解釈を加えて質問することが大切です。
この習慣が身につけば、思考力が格段に上がり、仕事の理解も早くなります。
タイムマネジメント力
公務員から民間企業に転職する際には、タイムマネジメント力を高めることが必要です。公務員の職場は、良くも悪くも労務管理が緩やかな場合が多いですが、民間企業では時間内で効率的に働くことが求められます。
ITリテラシー
現代社会ではITスキルが必須です。ITリテラシーと言っても、WordやExcel、PowerPointなどを難なく操作できるレベルで十分です。
また近年は、Googleドキュメント・スプレッドシート・Zoomなどを使う企業も増えているので、これらのツールも使えると良いでしょう。
さらに生成AIなどのトレンドツールを使いこなせると、転職時にアピールポイントになります。
まとめ
「公務員は民間企業に転職できない」といった声が多くありますが、私の経験から言うと、そのような意見に左右される必要はありません。
転職成功にはいくつかのスキルが必要です。まずは、「自ら考え、行動する力」や「タイムマネジメント力」、そして「ITリテラシー」の向上がカギになります。そして自ら考えて行動する力は、どのような職場でも高く評価されるはず。
転職は一歩踏み出す勇気が必要ですが、その先には新しいチャンスが広がっています。自分の強みを磨きつつ、あなたも転職を成功させてくださいね!