【2021】新卒だけど公務員を辞めたい。←パターン別に解説します。

新卒だけど公務員を辞めたい のアイキャッチ 公務員からの転職
新卒で公務員になったけど、もう辞めたい…

この組織で定年まで働くのは流石にしんどすぎます。

だけど新卒ですぐ公務員を辞めちゃってもいいのでしょうか?

といった疑問にお答えします。

 

◎本記事の内容

  • 新卒で公務員を辞めない方がいいパターン
  • 新卒でも公務員を辞めた方がいいパターン
  • 「石の上にも3年」じゃなくていいの?
  • 新卒の転職の可能性について

始めに私の伝えたいことを申し上げると「ヤバい環境なのであれば、早く抜け出そう。なぜなら体調を必ず崩すから。若ければ転職先は比較的早く見つかる。」です。

 

本記事では「新卒で公務員を辞めたい人」に向け、パターン別の辞める理由や対応策について解説しつつ、記事の後半では「早期退職者の転職の可能性」について解説します。

記事を読み終わった後、進路の悩みが解消されるような内容となっています。。

 

もちろん「適当に転職サイトを紹介する」ような記事では一切ないので、安心して読んでいただけると嬉しいです。

2,3分で読み終わる内容となっていますので、ぜひ最後までお付き合いいただけたらと思います。

 

新卒で公務員を辞めない方がいいパターン

仕事を続ける男性の写真

新卒で公務員を辞めない方がいいパターンを紹介します↓

  • 仕事が出来なくて辛い
  • 合わない人がいる

 

順番に説明しますね。

 

公務員を辞めない方がいいパターン① 仕事が出来なくて辛い

始めは仕事が出来ないのは当然です。

1年目でバリバリ仕事できる方がどうかしていると思います笑

 

仕事に慣れるまで大体3.4年はかかると私は思っております。

なぜなら以下の通りです↓

  • 1年目 → 毎日新しいことで右も左も分からない
  • 2年目 → まだ分からないことも多いけど、1年目の経験があるから覚えている部分もある
  • 3.4年目 → 1通り覚えてきているから余裕も出てくる

 

公務員の場合は3.4年目の仕事に慣れ始めたころに、異動というパターンが多いので辛いところですが、最初は出来なくて当然です。

1年目は毎日わからないことだらけですからね。

 

ですので「仕事が出来なくて辛いから辞めたい」と考えている人は、もう1.2年頑張ってみる価値はあるのではないでしょうか?

 

公務員を辞めない方がいいパターン② 合わない人がいる

例えば以下の通りです↓

  • 考えの合わない人がいる
  • お局様がしんどい

 

もちろん「上司から超絶なパワハラを受けていて、精神を病みそう」という場合はすぐに辞めるか、外部に相談するなどの対応をすべきです。

病気になってしまったら、回復が難しいですからね。

 

しかし「考えの合わない人がいる」「お局様が嫌だ」という理由で辞めることはおすすめしません。

なぜなら「公務員は部署異動があるから」です。

 

異動してしまったら「考えの合わない人」とも「お局様」とも、もう会わなくて済みます。

人間関係はどこに行っても付き物で、必ず合わない人が組織の中には何人かいます。

 

しかし公務員の人間関係の悩みは「異動」が解決してくれます。

 

すぐに辞めてしまうのではなく、少し様子を見ることを私はおすすめします。

 

新卒でも公務員を辞めた方がいいパターン

木の扉の写真

次は新卒でも公務員を辞めた方が良いパターンを紹介します。

  • 公務員という組織に疑問を抱いた
  • スキルが明らかに身につかない
  • 労働環境が最悪

 

順番に説明します。

 

公務員を辞めた方がいいパターン① 公務員という組織に疑問を抱いた

例えば私のような若者を含め「公務員」という組織に疑問を抱く人は多いです↓

  • 役所内政治
  • 公務員は頑張るだけ無駄
  • 無駄な仕事ばかりしている

 

詳しくはこちらの記事で解説をしています↓

公務員は頑張るだけ損をする?

地方公務員(市役所)は頑張るだけ損する?真面目な人は泣く羽目に。

 

「組織への疑問」を日々感じながら仕事をするのは非常にストレスが溜まります。

また一方で、公務員は年功序列の巨大組織ですから、絶対に「若者が抱く疑問」は改善されません。

 

実際に最近では「公務員組織への疑問」が若者の中で募り、転職を希望する人が増えています↓

“転職希望の20代公務員”が急増…その理由は組織への疑問にあった

 

ですので、改善されない組織でストレスフルで働き続けるよりは「少しでもいい環境」に移り、仕事をした方が私は良いのではないかと考えています。

 

公務員を辞めた方がいいパターン② スキルが明らかに身につかない

  • 毎日同じことの繰り返し
  • 暇で暇で仕方がない
  • 明らかに無駄な仕事が多い

 

このような環境で働いている人は、すぐに辞めた方がよいのではないでしょうか?

なぜなら「他の組織で通用するスキルが明らかに身につかないから」です。

 

たででさえ公務員は「スキルが身につかない職業」と言われており、毎日思考停止で働いていたら将来的に「価値のない人材」になってしまうことも十分考えられます。

個人の力が試されるこの時代で、価値のない人材になるのはハイリスクですよね。

 

詳しくはこちらの記事に書いてあります↓

公務員はスキルが身につかない?専門性は身につかない

地方公務員はスキルが身につかないのか?正直専門性は身につきません。

 

「ただの作業がしたい!」という方はそのままで良いと思います。

しかし「立派なスキルを身に付けたい」という方は辞めて、他の組織に転職してスキルを磨いていくべきですね。

 

公務員を辞めた方がいいパターン③ 労働環境が最悪

労働環境が最悪ならなるべく早く逃げ出しましょう。

例えばこのような環境です↓

  • 気が付けば20連勤
  • サービス残業だらけ
  • 酷いパワハラを受けている
  • 過労死ラインを大幅に越える残業時間

 

こんなの当り前!耐えろ!

と言う高齢者の方もいますが、実際に私は「20連勤」や「怒涛のサービス残業」「毎日2~4時間は残業」を経験した結果、体調を崩しました。

 

公務員も部署によっては、労働環境がその辺のブラック企業並みに酷いところもあります。

 

異動を待つ前に体調を崩すこともよくありますので、私の反省点を含めですが、酷い労働環境だった場合は早く逃げ出しましょう。

 

「石の上にも3年」じゃなくていいの?

石を積み上げる写真
新卒ですぐ辞めるとか甘えだ!石の上にも3年だろ??

 

このような「お叱り」はよく若者だったら耳にしたことがあるのではないでしょうか?

しかしこのような老人様は「オール無視」でOKです。

 

なぜならこのような理由があるからです↓

  • 酷い労働環境に根性で3年続ける → 病気になる可能性がある
  • スキルにならない仕事を3年続ける → 転職しにくくなる

 

実際に合わない環境で根性で働いた結果、体調を崩した人を何人も知っていますし(私もですが)、スキルが身につかず、転職に苦労した公務員も世の中にはたくさんいます。

 

もちろん石の上にも3年は良いことわざだと思います。

しかし、現代は年数で全てを語ることのできない時代ですし、何よりも「適切な環境に身を置く」ことが私は大切と考えています。

 

実際に「LINE」や「ZOZOTOWN」を渡り歩いた現代のビジネスマン、田端信太郎さんも「石の上にも3年」を否定しています↓

 

ですので「石の上にも3年」という古い概念にとらわれず、自分のキャリアは自分で決めていきましょう。

なぜ最近の若者はすぐに仕事を辞める?

なぜ最近の若者はすぐに仕事を辞める?根性なしではなく合理的になっただけ。

 

新卒の転職の可能性について

転職する男性

結論から申し上げると「新卒ですぐに辞めても若ければ、価値がある」傾向にあります。

今は「第二新卒」という言葉もある通り、新卒ですぐに辞めてしまっても、やり直しが十分に効く時代です。

もちろんまた就職活動をするわけですから、慎重に就職先を探す必要がありますが、大体の人はすぐに再就職先が見つかりますよ。

 

実際に私の知人、SNSのフォロワーの例を挙げます↓

  • 大手保険会社を1週間で退職  → 大手事務職へ転職
  • 商社を3日で退職       → 大手メーカーに転職
  • 地方公務員を半年で退職   → 大学職員に転職

 

公務員に限らず、新卒ですぐに辞めてしまっても十分やり直しがききますので、合わない環境で無理に頑張り続ける必要はありません。

 

むしろ新卒の貴重な人材を「すぐに辞めたい」という気持ちにさせる組織なんて、こちらから願い下げです笑

 

私は根性で働き続け、体調を崩してしまい「もっと早く転職すべきだったな」と少し後悔していますが、「若い」というだけで採用されることもありますので、常に適所を求めていきましょう。、。

 

新卒だけど公務員を辞めたい まとめ

労働する人
  • 新卒で公務員を辞めない方がいいパターン
  • 新卒でも公務員を辞めた方がいいパターン
  • 「石の上にも3年」じゃなくていいの?
  • 新卒の転職の可能性について

 

という内容で書かせていただきました

 

もちろん新卒でも、辞めない方がいいパターン・辞めた方がいいパターンもあります。

しかし「辞めた方がいいパターン」に当てはまる場合は、無理をしすぎたら私のように体調を崩すことも十分考えられます。

 

ですので「酷くて合わない環境」からは早く抜け出して、適切な環境に身を置きましょう。

 

若ければ若いほどチャンスがありますし、失敗を恐れる必要はありませんよ!

本記事で「新卒で公務員を辞めたい人」のモヤモヤが解消されたら幸いです。

 

 

それでは今回はこの辺で。ありがとうございました。