という疑問にお答えします。
市役所は就活生や転職希望者からも人気の職場の1つとなっています。
しかし実際に市役所の事務職員が何をやってるのか明確なイメージが湧かない方が多いのではないでしょうか?
そこで本記事では現役の公務員が「市役所の一般事務職の仕事内容や、やりがい、辛さ」などを解説させていただきます。
◎本記事の内容
- 市役所の事務職の仕事内容
- 市役所の事務職のやりがい・辛さ
2,3分で読み終わる記事ですので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
目次
市役所の事務職の仕事内容
市役所の事務職の仕事内容は大きく分けて2つあります。
仕事内容は「外」に向けてか「中」に向けてかで分かれます。
市役所の事務職の仕事内容① 「外」に向けての仕事
まずは外向けの仕事です。
外向けの仕事も2つに分かれます。
外向け①「市民の方」向け
外向けの仕事の1つ目が「市民の方向け」です。
具体的にいえばこれらの部署が該当します↓
市民の方向けの部署は、同時に窓口業務も多く、市民の方と最も話す機会のある部署です。
外向け②「事業系」の仕事
外向け2つ目が事業系の業務です。
窓口業務はあまりないものの外部業者などと調整を行いゴリゴリ事業を進める部署を指します。
具体的には以下のような部署です↓
正直これらの部署は年中を通し、すごく忙しいです。
市役所の事務職の仕事内容② 「中」向けの仕事
次は中向けの仕事についてです。
中向けの仕事とは簡単に、市職員が円滑に業務をできるように調整をしたりする業務です。
対象部署としましては以下の通りです↓
これらのように市役所内の事務職員が円滑に業務を遂行できるように役立つ業務を行う部署があります。
市役所の事務職のやりがいは?
私が感じた市役所職員のやりがいは、やはり住民から感謝の言葉をいただいた時です。
「役所」というのは「役に立つ所」と書き、文字通り住民の役に立てた時はとても嬉しさがあります。
また地域イベントのお手伝いに行ったときに住民が楽しんでくださり、感謝を伝えられた時もとてもやりがいを感じます。
市役所の事務職の辛いところ
市役所の辛いところは以下の通りです↓
順番に説明します。
市役所の辛いところ① 市役所職員は常に住民の方の管理下にある
市役所職員の辛いところ1つ目が「常に住民の方の管理下にある」息苦しさです。
仕事している姿勢一つ、プライベートの時の公共交通機関の乗り方一つにしても市民の方はじっくり見ています。
「そんな大げさな!?」と思われるかもしれませんが、私の自治体の場合は結構こういうので市役所にクレームがくることが多々あります。
狭い自治体に行けば行くほど、このようなしがらみは増える傾向にありますが、 常に市民の代表として「模範」となる姿勢を見せ続けなければならないのです。
市役所の辛いところ② 人間関係の疲弊
2つ目が人間関係についてです。
これは民間企業でもそうかもしれませんが、「市役所では人間関係が詰むと役所人生の終了」 なんて言われていたりします(笑)
住民の方、業者には勿論、役所は年功序列社会なので上司には細心の注意を払い、接します。
また議会議員、市長と関わるときは緊張感を持ち、彼らの言うこと全てに反対せず奴隷になります。
若手は飲み会の送り迎えも雑用も全部こなします。
つまり目上の方に反発せずにYESマンになることが大事。これも中々息苦しい側面がありますね(笑)
市役所の辛いところ③ 忙しさが部署による
市役所では業務の大変さも、待遇も部署によって全然違います。
こんな感じで部署により業務の偏りがあったり、待遇の違いがあることが多々あります。
詳しくは以下の記事でも書いています↓
市役所の事務職の仕事内容 まとめ
- 市役所の事務職の仕事内容
- 市役所職員のやりがい、辛さ
という内容で書かせてもらいました。
市役所職員かどうかを問わず、どんな仕事でも良いこと、悪いことは付き物です。
市役所の一般事務職は超人気の職場ですが、この記事を読み少しでも市役所職員へのご理解が深まったのであれば幸いです。
それでは今回はこの辺で。ありがとうございました!
\他にも公務員の仕事に関する記事がありますので、ぜひご覧ください/
また市役所職員のやりがいや辛さも知りたいです!