今回はこのような疑問にお答えします。
- 「田舎へ移住するのはやめとけ」といわれている理由がわかる
- 東京以外の住むべき地域がわかる
本記事の執筆者は
- 田舎に19年
- 都会に4年
住んだことがあり「田舎の闇」を知り尽くしています。
そこで今回は記事の前半で「田舎へ移住するのはやめとけ」と考える理由を紹介し、後半で「東京以外の移住すべき地域」を紹介します。
地方移住を考えている人に参考になる内容ですので、ぜひ最後までご覧いただけたらと思います。
目次
私が「田舎への移住はやめとけ」と考える理由
この記事でいう「田舎」は「田畑がたくさんあり、人口が3万人前後の市町村」と定義しています。
そこで私が「田舎への移住はやめとけ」と考えている理由を5つ紹介させていただきます↓
- 仕事がない
- 過干渉が凄まじい
- 村八分がヤバすぎる
- 何もなくて憂鬱になる
- 生活コストが意外にかかる
順番に紹介させていただきますね。
理由① 仕事がない
田舎には選べるほど仕事がありません。
人口も少なければ、選べる仕事も少なくなるのは当然のことですよね。
実際に
- 東京都の正社員の求人数(画像上)
- 私の田舎出身地の求人数(画像下)
では天と地の差があります↓
東京都:291,104件(2020年8月末時点)
私の田舎出身地:247件(2020年8月末時点)
また田舎にある求人は職種に偏りがある場合が多いです。
田舎にある正社員の求人はほぼ以下の職種です↓
- 介護
- 運送
- 土木・建築
- スーパーの店員
- 飲食店スタッフ
- 公務員(年1回程度の募集)
もちろん
- 都心部で上記の職種に従事されている人
- 田舎で起業を考えている人
などは田舎でも仕事に困らないと思いますが、都心よりも仕事の選択肢は狭いということは確かです。
理由② 過干渉が凄まじい
田舎の人はとにかく「干渉」してきます。
知っている人も干渉してくるし、なんなら全く知らない人も干渉してきます。
なぜなら理由は以下の通りです。
- 田舎人は暇だから相手に干渉するしかやることがない
- 人口が少なくて、ほぼ全員が顔見知りだから言い寄りやすい
具体的に私が田舎の実家に帰った時に体験した「他人からの過干渉」を紹介します↓
ガーデニング歴10年の私が言うから間違いない!手伝うから一緒にやりましょ!!
さぁ早く準備して!
「見かけない車」が1週間近くお宅の敷地内にあったから、息子さんの車かと思ったんですけど…
因みに今家で何やってるんですか?
仕事を辞めて帰ってきたんですか?
何を目指しているんですか?
公務員を辞めるなんてバカか!
俺が若いころは公務員は「楽・高給・安定」の代名詞だったはずだぞ!
お前がこれから志す進路は安定しているのか?
そもそもフリーのライターなど見知らぬ仕事はクソだ!今すぐ公務員をまた目指せ!
上記の紹介させていただいた3名は「全く血のつながりもない赤の他人」です。
特に田舎のような閉鎖的な環境で、私のような実家暮らしライターはみんな面白がってちょっかいをかけに、わざわざ家にまで来るのです。
私の地元が異常なだけかもしれませんが、田舎には一定数「ストーカーじみた干渉」をしてくる人がいることを覚えておいてください。
理由③ 村八分がヤバすぎる
「田舎の村八分」とは「輪を乱した者・ルールを破った者は徹底的にいじめる」というものです。
田舎のような小さなコミュニティでは「帰属意識」のようなものが何よりも求められます。
ですので
- 休日返上でボランティア
- 休日返上でお祭り
- 消防団
などにしっかり参加をしなければ「裏切り者の烙印」を押され、いじめられます。
もちろん田舎でコロナウイルスの感染第一号になってしまったら恐ろしい結末が待っています。
実際に私の地元で起こったことなのですが、感染第一号になった人は「何らかの理由」で仕事を辞め、別の市へ引っ越してしまいました。
恐らく感染第一号になったことで、職場、近所の人から徹底的にいじめられ、その地域にいられなくなったのでしょう。
私は同調圧力が大好きだ!!
という人にとっては田舎は住みやすいかもしれませんが、自分のペースも大切にしたい人はかなり消耗しますので、移住はやめておきましょう。
理由④ 何もなくて憂鬱になる
田舎の場合
- カフェ
- おしゃれなバー
- ショッピングセンター
などは近所にない場合が多く、行きたい場合は、わざわざ車を数十分~数時間走らせる必要があります。
私も一度都会に住み、便利さの恩恵を受けていたのことがあるので、田舎の「近所に何もない」という状況は凄く憂鬱になり、寂しい気持ちにもなりますね。
理由⑤ 生活コストが意外にかかる
と思う人もいらっしゃると思います。
確かに東京と田舎であれば、田舎の方が生活コストは安いです。
しかし場合によっては田舎でも生活コストが高くなってしまうことがあります。
以下の記事で詳しく解説をしているので、ぜひご覧ください↓
東京圏から移住するなら「札幌、仙台、名古屋、神戸、福岡」辺りがオススメ
これはあくまでも私の意見なのですが、東京から「人口数千~数万の田舎」に引っ越すくらいなら、「札幌、仙台、名古屋、神戸、福岡」辺りの政令指定都市に移住した方が良いです。
なぜなら「札幌、仙台、名古屋、神戸、福岡」レベルの都市であれば、都市と田舎のバランスがちょうどよく、住むのに全く不便をしないからです。
実際に私自身、過去に上記の都市に住んだり、長期滞在をしたことがあるのですが
- ラフな人間関係
- 整備された自然と交通網
- 東京とは比べ物にならないくらい安い家賃
- ショッピングモールなどもあり、羽が伸ばせる
という特徴があり、住んでいて満足度が非常に高かったです。
もちろん東京ほど仕事の選択肢はないかもしれませんが、政令指定都市も人口がそれなりに集まっているので、幅広い業種の求人があることは確かです。
田舎特有のギスギスした陰湿な人間関係もなく「程よく田舎×都会」のハイブリットな政令指定都市。
もしあなたが東京圏から移住をするなら、私は自信をもって「札幌、仙台、名古屋、神戸、福岡」辺りをおすすめしたいですね。
私が「田舎に移住するのはやめとけ」と思う理由 まとめ
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
本記事では
- 私が「田舎に移住するのはやめとけ」と考える理由5つ
- 住むなら「札幌、仙台、名古屋、神戸、福岡」一択
という内容で説明をさせていただきました。
もちろん「田舎のどっぷりな人間関係に浸りたい!」と考えている人は田舎へ移住すべきですが、基本的にはやめておくことをおすすめします。
一方で「札幌、仙台、名古屋、神戸、福岡」辺りなら程よく田舎で、都会の美味しい部分も味わうことができますよ。
本記事が田舎への移住を考えている人に少しでも参考にしていただけたら幸いです。
それでは今回はこの辺で。ありがとうございました。
\他にも生活や仕事に役立つ記事をたくさん用意してますので、是非ご覧ください/
しかし「田舎への移住はやめとけ」という意見もよく耳にするのですが、なぜでしょう?
実際に田舎へ移住した人に話を聞いてみたいです。