進路に悩むあなたへ!公務員になるメリット・デメリットとは?

公務員になるメリット・デメリット 公務員になるまで
公務員に就職・転職しようか迷っています…

そこで公務員になるメリットやデメリットを知りたいです!

という疑問に答えます。

 

本記事ではタイトルの通り「公務員になるメリットやデメリット」を「仕事面・待遇面・生活面」といった観点から、公務員経験のある私がご紹介をします。

網羅的に紹介をしていますので、記事を読み終わった後はスムーズに進路の選択をすることができるでしょう。

 

◎本記事の内容

  • 公務員になるメリット① 仕事面
  • 公務員になるメリット② 待遇面
  • 公務員になるメリット③ 生活面
  • 公務員になるデメリット① 仕事面
  • 公務員になるデメリット② 待遇面
  • 公務員になるデメリット③ 生活面

 

3,4分で読み終わる内容ですので、ぜひ最後までお付き合いいただけたらと思います。

 

目次

 

公務員になるメリット① 仕事面

PCを使って働く男性の写真
公務員の「仕事面のメリット」は以下の通りです↓

  • 誰でもなれる
  • 税金の使い道がわかる
  • 色々な仕事が経験できる
  • 厳しすぎるノルマがない
  • たくさんのコネができる可能性がある

 

順番に解説させていただきます。

 

仕事面のメリット① 誰でもなれる

公務員は「誰でも」なることができます。

なぜなら公務員試験は受験者がどんな経歴だろうと「全員平等に採用」が原則だからです。

 

ですので、どんな経歴な人であろうと「全員平等」なので、試験で点数を取って、面接さえクリアしたら「誰でも」公務員になれます。

 

もちろん基本的には「30歳未満」という年齢制限を設けている組織ばかりですが、30歳以上を採用している自治体もあります。

 

民間企業であれば「第二新卒」「既卒」「ニート」の人たちは書類選考でことごとく落とされる傾向にありますが、公務員試験の場合、そんなことは一切ありません。

 

「経歴に関係なく、試験を受けられる」

 

このように公務員は門戸が広く、誰でも平等に目指せるのもメリットの1つだと思いますね。

 

仕事面のメリット② 税金の使い道がわかる

住民から税金を集め、税金を運用していくのが公務員の仕事です。

そんな大切な財源でもある「税金」がどのように使われているのか、というのは公務員でないと間近で見ることはできません。

 

公務員で体験すること・見ることは基本的に全て特殊なので、場合によっては貴重な経験ができるでしょう。

 

仕事面のメリット③ 色々な仕事が経験できる

公務員(特に地方公務員)は「2,3年に1度の部署異動」が付き物です。

この部署異動により、たくさんの種類の仕事が経験できます。

  • 税金関係
  • 建築関係
  • 一次産業関係
  • 衛生関係

 

これらは一例にすぎませんが、公務員の仕事は幅広いのです↑

 

特にこれといってやりたい分野の仕事がない人にとっては、色々な仕事が経験できる部署異動は新鮮で面白いものになるのではないでしょうか?

市役所の事務職の仕事内容

【公務員】市役所の事務職の仕事内容って?【やりがいと辛さも紹介】

 

仕事面のメリット④ 厳しすぎるノルマがない

公務員には基本的にブラック営業職のような過剰ノルマはありません。

公務員は利益を追求してはならない組織なので当然ですよね。

 

ですので公務員に転職をする人は大体「ノルマがないから」という理由で転職してくる傾向にあります。

 

ただ、公務員でもたまに例外があり、ノルマっぽいのがある場合もあります↓

  • イベントに〇万人動員しろ!
  • チケットを1人〇百枚売れ!
  • あの施設に年間〇百万人いれろ!

 

しかし未達成でも怒られたり、評価が下がったり、自腹を切るだけで「給料が下がる」「クビ」なんてことは公務員ではありません。

 

一方で常時ノルマと戦っている営業職などの人は数字未達成なら「減給」「激詰め」「最悪クビ」なんてことが当然で、プレッシャーでかなり疲弊してしまうかと思います。

 

このように数字に追われることに疲れてしまった人は、ノルマがあまり関係ない公務員になるとプレッシャーも少なくなり、精神的にも楽になるのではないでしょうか。

 

仕事面のメリット⑤ たくさんのコネができる可能性がある

公務員は「たくさんの市民」「たくさんの企業」と関わる機会が多いので、上手に立ち回ることができたら気に入られ、コネができるなんてこともよくあります。

実際にSNS上でも、公務員を辞めて、コネで仲良くしていた企業に転職された人を何人か見たことがあります。

 

私はコネ0の人間なので無関係ですが、コミュ力の高い公務員はたくさんのコネができて、人生の選択肢が増えるというのもメリットなのかと私は思います。

 

公務員になるメリット② 待遇面

貯金の写真

公務員の「待遇面でのメリット」は以下の通りです↓

  • 子育てがしやすい
  • 有給が初めから使える
  • 病気になっても休暇制度がある
  • 年を取れば給料も上がっていく
  • よほどのことがない限りクビにならない(今のところ)

 

順番に解説させていただきます。

 

待遇面でのメリット① 子育てがしやすい

公務員はその辺の小規模な民間企業よりは、産休・育休の制度が整っています。

やはり公務員は民間企業に対して「産休・育休」の充実を訴えかける立場にありますので、まず公務員ができていないと説得力がないですよね。

ですので公務員の場合「育休・産休」に関しては割と充実しており、取得しても何も言われないことが多いです。(何か言われるのも逆におかしいですけどね)

 

女性は特に産休・育休をフルで取得し、職場復帰される方が大半で、一昔前の日本企業のように出産を機に退職される人は見たことがありません。

 

また職場復帰後も時短勤務になったり、比較的余裕のある部署に異動する場合が多いです。

 

男性公務員の育休の取得率は低いですが(1%~2%)、子育てしやすい環境が公務員は整っています。

 

待遇面でのメリット② 有給が初めから使える

公務員は入社初日から「有給休暇」が与えられ、使うことができます。

 

民間企業の場合、最初の使用期間は有給休暇を使えない場合が多いのではないでしょうか?

 

しかし公務員の場合は使用期間だろうと、最初から有給を使えるようになっています。

実際に私の知り合いの県庁に行った先輩も、入社1か月後に早速有給を使っていました。

 

また、公務員の場合、有給休暇を1時間ごとで取得することができます。

ですので「午前2時間だけ有給」や「午後4時間を有給」など自由に調節ができるのです。

 

この休暇面の制度は公務員は恵まれていますね。(実際有給を使えるかどうかは別問題ですが…)

 

待遇面でのメリット③ 病気になっても休暇制度がある

公務員はうつ病、その他病気、ケガをしたとしても「病気休暇制度」がその辺の企業よりは充実してます。

病気休暇を取得しても3ヵ月は給料が満額支給され、その後も1年は給料の8割ほどが支給されます。

 

民間企業であれば病気休暇の制度が整っていないところもあれば、傷病手当金(給料の6割ほど支給)しか選択肢がありません。

 

ですので体調を崩したとしても、公務員の場合、ゆっくり治療に専念することができるのです。

公務員 休職中のボーナスと給料どうなるの?

【公務員】休職中のボーナスや給料はどうなるの?【しっかり支払われます】

 

待遇面でのメリット④ 年を取れば給料も上がっていく

公務員は基本的に「年功序列」です。

なので言い方は悪いですが、仕事ができなかったり、人格崩壊者だとしても年を取るだけで「それなりの役職」には就けますし、給料も上がり、ボーナスもしっかりもらえます。

公務員の場合、大体毎年「5000~10000円」昇給していき、40代で年収650~700万円程となります。

 

毎年よほどのことがない限りは昇給もするし、ボーナスも貰えるので、確かに待遇面だけ見たら「安定」しているかもしれませんね。

 

待遇面でのメリット⑤ よほどのことがない限りクビにならない(今のところ)

今のところ公務員は「クビ」になりにくいです。

公務員は基本、犯罪さえ犯さなければクビになることはありません。

 

しかし今の時代、大企業も大規模なリストラを行っていますし、今後公務員もどうなるかわからないというのが私の考えです。

今のところクビにはなりにくいですが、100%定年まで働けるとは言い難いかもしれませんね。

 

公務員になるメリット③ 生活面

仕事の後の市生活を楽しむ写真

公務員の「生活面のメリット」は以下の通りです↓

  • ローンが組みやすい
  • 一応土日が休みだから予定が立てやすい

 

順番に解説させていただきます。

 

生活面のメリット① ローンが組みやすい

公務員は今のところ「クビになりにくい」ので、社会的に信用があり、ローンが組みやすいというメリットがあります。

 

ローンが組みやすいため、マイホームを建てる人や、高い車を買う人も結構います。

収入が景気に左右されやすい民間企業の人より「ライフプランが立てやすい」というのもメリットかもしれません。

 

生活面のメリット② 一応土日が休みだから予定が立てやすい

公務員は一応「土日・祝日」が休みとされています。

土日が休みなので、周りの友人と休日の日程も合わせやすいですし、家族で旅行に行くこともできます。

 

 

以上が「公務員になるメリット」でした。次の段落からは「公務員になるデメリット」を紹介します。

 

公務員になるデメリット① 仕事面

途方に暮れる男性の写真

公務員の「仕事面のデメリット」は以下の通りです↓

  • つまらない
  • 残業し放題
  • スキルが身につかない
  • 頑張れば損をしやすい
  • クレームで疲弊する
  • サービス残業が多い
  • 人格崩壊者が上司になることも多い

 

順番に解説させていただきます。

 

仕事面のデメリット① つまらない

感じ方は人によりますが、公務員の仕事は基本的に「つまらない」です。

法令に基づくお堅い仕事だからというのもありますし、お金にならない仕事なので、あまりやりがいもありません。

心を殺して、いかに機械的に働くかが公務員では大切なのです。

 

また、日本国民は「公務員」が大嫌いなので、感謝されることなんてほぼありません。

ですので「やりがい」を求めたり「人に感謝されたい」と考えている人にはあまり向いていないかもしれません。

 

仕事面のデメリット② 残業し放題

公務員は「労働基準法」が適応されませんので、最近の民間企業のように「残業規制」というものがありません。

ですので、官僚なんかは200時間残業が当たり前ですし、私の所属していた部署も150時間の残業が日常茶飯事でした。

 

労働基準法が適応されないからこそ、残業は公務員の世界では「青天井」なのです。

 

仕事面のデメリット③ スキルが身につかない

公務員の仕事は「スキルが身につかない」と言われており、私自身も身をもって体験したことがあります。

理由としては以下の通りです↓

  • 頻繁な部署異動により、専門知識が身につかない
  • 民間ではやらない仕事を公務員はやるから、民間で知識が活かされない

 

以上の理由から公務員は「転職」が超難しいです。(スキルが無いから)

 

公務員に一度なると転職活動もかなり苦労しますし、もしも今後公務員もクビになる時代がきたら「人生終了」になる可能性があります。

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仕事面のデメリット④ 頑張れば損をしやすい

公務員は仕事を頑張れば頑張るだけ、仕事が集中してしまいます。

当然仕事をしない人と、しっかり仕事をする人の給料は変わりません。(仕事をしない人が年上の場合は、その人の方が給料が高いです)

 

もちろん一社会人として仕事は頑張らなければならないものですが、公務員は頑張らない方が「コスパが良い」のです。

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仕事面のデメリット⑤ クレームで疲弊する

公務員(特に市役所)は市民からクレームが毎日のように来ます。

役所側に非がある場合ももちろんありますが、中にはうっぷん晴らしのためだけに役所に怒鳴り散らしに来る人もいます。

実際に私も3~4時間、ただわがままを言いに来ただけの市民の方を知っています。

 

基本的に公務員はいくらぶっ飛んだクレーマーが来ても「全員平等」に接しなければならないので、精神的に疲れる一面もあります。

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仕事面のデメリット⑥ サービス残業が多い

公務員はサービス残業がかなり多いです。

なぜなら公務員は残業代も「予算方式」だからです。

 

公務員の仕事は基本的に「予算」が割り振られ、予算の範囲内で仕事をする仕組みになっています。

ですので、当然「残業代」も予算が付き、残業代分の予算が0になってしまったら、それ以降は全て「サービス残業」となってしまいます。

 

かなり忙しい部署では半年で残業代の予算を使い切ってしまい、残り半年は「すべてサービス残業」なんてことが結構当たり前です。

今の時代、公務員もかなり残業が多いので残業代の予算を使い切る部署も多いです。

 

「残業代はしっかり満額貰いたい!」と考えている人にはあまり公務員はおすすめできないかもしれません。

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仕事面のデメリット⑦ 人格崩壊者が上司になることも多い

先ほど説明させていただきました通り、公務員は「人格崩壊者」でも年を取れば「それなりの役職」に就ける場合が多いです。

 

ですので

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のような「出世してはいけない人」が年を取ったというだけで、普通に役職に就いていることも結構あります。

 

このような「人格崩壊者」の部下になってしまったら、うつ病などの病気になることもありますし、退職も視野に入れなくてはなりません。

 

たまたま私の周りには人格崩壊している人がいなかったのでラッキーでしたが、公務員のような年功序列の組織では「役職に就いてはいけない人」が上司になることもよくありますので、注意が必要です。

 

公務員になるデメリット② 待遇面

仕事で悩む男性の写真
公務員の「待遇面のデメリット」は以下の通りです↓

  • 若い時は薄給
  • うつ病になりやすい
  • 不景気になれば給料が下がる

 

順番に解説させていただきます。

 

待遇面のデメリット① 若い時は薄給

公務員は「年功序列」なので、若い時の給料は安いです。

公務員の場合、大卒新卒で手取りは15万前後で、30代でようやく手取り20万円に乗るというのが現状です。

 

独り身の場合、手取り15万で生活ができないわけではありませんが、給料がたくさんほしい人にはあまりおすすめできませんね。

 

待遇面のデメリット② うつ病になりやすい

公務員は「うつ病」になる人が非常に多いです。

詳しくはこちらの記事に↓

公務員にもうつ病が多い理由

公務員はうつ病患者が多いって知ってた?【うつ病になる8つの理由とは】

 

やはり民間企業とは全く別の特殊な世界なので、中々適応するのも難しいですね。(公務員はうつ病になりやすいから病気休暇が充実しているという都市伝説もあります)

 

待遇面のデメリット③ 不景気になれば給料が下がる

公務員も不景気になれば給料が下がります。

なぜなら公務員の給料は「民間企業の給料の水準より低い額」で設定されているからです。

 

民間企業の給料は景気に左右され、景気が悪くなれば、給料は下がりますよね。

実は民間企業が不景気になれば、それに伴い公務員の給料も下がる仕組みになっています。

 

「公務員は景気の影響を受けずに、ずっと給料は変わらない」と誤解をしている人も多いですが、公務員の給料は民間企業の給与水準に依存するのです。

そういう意味で「給料が不変の仕事」はないですね。

 

公務員になるデメリット③ 生活面

残業で疲れた人の写真

公務員の「生活面のデメリット」は以下の通りです↓

  • 肩身が狭い
  • 民間勤めの人たちから馬鹿にされる

 

順番に解説させていただきます。

 

生活面のデメリット① 肩身が狭い

公務員になると非常に肩身が狭いです。

なぜなら公務員は「国民・住民のお手本」という立ち位置だからです。

 

「国民・住民のお手本」がゆえに、パチンコなどに行っていたり、電車の乗り方が少し悪かっただけでクレームがくることもたまにあります。

 

ですので「休日に羽目を外しにくい」というのが公務員の現状ですね。

公務員バッシングが異常な国日本。

公務員バッシングが異常な国日本。公務員のどこが世間は気に食わない?

 

生活面のデメリット② 民間勤めの人たちから馬鹿にされる

公務員になると民間勤めの人たちから馬鹿にされたり、心無いことを言われる機会が増えます。

なぜなら基本的に公務員のことを以下のように思っている民間勤めの人が多いからです↓

  • 税金泥棒
  • 公務員は楽
  • 公務員は金持ち
  • 公務員は全員無能

 

このように公務員のことを少し誤解している人が多いので「不毛なマウンティング・不幸自慢」をしてくる人も多いです。

実際に当ブログや、私のツイッターにも「所詮、お前は公務員だったんだろ?笑 民間一筋の俺の方が有能なんだよ」みたいなメッセージがたくさん来ます笑

 

先ほど説明した「肩身が狭い」にも通ずる部分がありますが、公務員になると「国民全員からのサンドバッグ」となってしまうので、悲しくなる機会も多くなりますね。

 

公務員になるメリット・デメリット まとめ

まとめの写真

公務員になるメリット・デメリットを「仕事面」「待遇面」「生活面」の3つから紹介させていただきました。

 

メリット、デメリットどちらを取るかはあなた次第ですが、どんな仕事も「一長一短」です。

 

しっかりと考えた上で、悔いのない選択をしていただけたらと思います。

 

もしも「公務員を目指そう!」と思った方に向けて、公務員試験関連の記事も用意してありますので、是非ご覧ください↓

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本記事が公務員への就職・転職を考えている人に少しでも参考にしていただけたら幸いです。

 

それでは今回はこの辺で。ありがとうございました。